今日、テレビで仏壇の事をやっていた。

親御さんのお仏壇を買いに来たそうだが、いずれその仏壇に自分達も入るから、いずれ引き継ぐ、まだ小学生の娘2人も気にいるものにしたい、とインタビューされた方が言っていた。

それを聞いてなんとも複雑な気持ちになった。

仏壇という日本独特の文化。

それはそれで素晴らしいのかもしれないが、少子化が進む日本。

誰が仏壇を引き継ぐのか。

先祖供養はもちろん必要な事。

しかし、場所を取り、むやみに処分のできない、やたらリビングに置くと目立つ。

そんな物々しい仏壇。姉妹間でなすり付け合いになったら悲惨だ。

まして娘なんて嫁に行ってしまう立場だ。

正直、私なら嫌だ。

私も両親亡くしていますが、仏壇はありません。てか、買いません。

リビングの小物置き場?の片隅にひっそりと…

お水とお線香代わりのお香。

これで充分だと思っています。これくらいなら場所も取らないし、インテリアの邪魔もしないので嫁に行っても困りません。

墓石も同じ理由でありません。

樹木葬で、大きな桜の樹の下に他の方と一緒に眠っています。普通のお墓は年間使用料がかかるので残された、墓を受け継ぐものが払います。これも残された子供達でなすり付け合いになる話をよく耳にします。

そう、そこに故人はいない。

故人はいつも残された人たちの心の中にいる。

だから、墓石、仏壇などに拘る必要はない。

ただ、心の中にいる故人に感謝の気持ちを伝え続けるために手を合わせる。

そのシンボル的な物として仏壇や墓石がある。

金銭的に苦しくて買えなくても気にしなくていい。無理して高い仏壇買ったからって故人は喜ばないよ。

そんなんなら、故人の好きだったものでも食べに行って故人の思い出話しでもしてあげた方が供養になります。

ほんとかはわからないけど、火葬場で頼めば骨すら残さず焼いてくれるサービス?もあるらしい。「良く焼きで!」とか頼めばいいのかしら?これについては未確認なので、知ってる方いたら教えて欲しいです。

そしたら骨一つ残さず焼かれて空に舞います。

墓も不要。

自分のことは自分で。子供に負担はかけない。

それを望むならスマートな終え方が理想だと思います。