【Q1|安全|“たまにはノーヘルでも…”の甘さ】

普段はルールを守っている中堅社員が、「今日はすぐ終わるから、まあいいですよね」と言ってヘルメットをつけずに作業に入ろうとしています。
あなたの対応は?

A. ベテランだから信頼して任せる
B. 今回だけは見逃すが、あとで注意する
C. 規律の基準が崩れるため、ルール通りの装備を即指示する
D. 他の人が見ていなければ黙認する

 

正解:C. 規律の基準が崩れるため、ルール通りの装備を即指示する

🔍 解説:
「一度の例外」は、“みんなやってる”の始まりです。
特に中堅社員の行動は、周囲の規範形成に強く影響します。
職長としては、“見逃し=黙認”と受け取られるリスクを意識しなければなりません。

📌 具体例:
一人のノーヘルを見た若手が「じゃあ自分も」と真似して事故→会社側は「ルールを徹底していなかった」として責任を問われた。

 


【Q2|コンプライアンス|“軽く流そうとする報告”に気づいたら?】

ある報告書で、事実と違う記載を「まあこのくらいならOKですよ」と軽く済ませようとする中堅社員。
どう対応しますか?

A. 影響がなければ問題ないのでそのままにする
B. 信頼関係を崩したくないので黙って修正する
C. 内容の事実確認をし、報告の正確性が組織の信用に関わると伝える
D. 他の人に確認してもらってから指摘する

 

正解:C. 内容の事実確認をし、報告の正確性が組織の信用に関わると伝える

🔍 解説:
報告の正確さは、トラブル対応力・改善・信頼構築の基礎です。
「ちょっとズレただけ」「今回は大丈夫」は、信頼が少しずつ削られる始まり
指摘するときは、「責める」ではなく「信用を守るため」という軸で。

📌 具体例:
温度記録に虚偽記載→後にクレーム発生し検証→記録があいまいで信頼性が失われ、顧客から取引中断


【Q3|コスト|“勝手な発注変更”で現場が混乱】

中堅スタッフが「この方が安いから」と言って、上司に相談せず材料の発注先を独断で変更。結果、仕様ミスマッチで工程に支障が出ました。
あなたの判断は?

A. 結果的にミスになったが、行動自体は前向きなので評価する
B. 材料が使えなかったことを重く見て注意する
C. コスト意識は評価するが、独断の危険性と手順遵守を改めて指導する
D. 次から相談するよう軽く言って終える

 

正解:C. コスト意識は評価するが、独断の危険性と手順遵守を改めて指導する

🔍 解説:
「良かれと思って」が最大のトラブル原因になることもあります。
コスト意識はリーダーシップの一部ですが、チーム運営や品質リスクとのバランスが職長の視点。
大切なのは、「相談する」というプロセスの重要性を伝えること。

📌 具体例:
材料を安価な類似品に独断で変更→ネジ規格が合わずに加工工程でトラブル→2日分の作業がストップ