「化学工学」という学会誌があります。(社)化学工学会が毎月発行しています。

私の場合、勤務先が化学工業と関係深いので、事務所内の資料室に行くとこの学会誌を読むことができます。

昨年8月に発行された「2006年第8号」の33~36ページに、バイオマスコンビナート構想を推進する当事者が書いた論文がありました。

「バイオマスコンビナート構想 -カーボンニュートラルなバイオポリオレフィンの生産-」(北島昌夫博士)

北島博士は、化学技術戦略推進機構のBMC専門部会のアドバイザリー委員をやってらっしゃる方です。

BMC専門部会の「BMC」は、「バイオマスコンビナート」のことです。

まさに当事者ですね。

論文では本プロジェクトの概要と今後の課題について述べられています。次回で大雑把な内容をご紹介しましょう。