いよいよ、「化石燃料減退時代におけるバイオマス利用の死活的重要性」を意識した研究開発が本格化するようです。
化石燃料は、今のところ「社会の全てを支えている存在」となっています。
食べる食糧
服として着る繊維
住む家を構成する建材
身の周りで手に持ったり座ったり寝たりする家具・雑貨の類
にいたるまで、ありとあらゆるものが化石燃料を原料としています。食糧ですらそうです。窒素肥料が主に天然ガスからつくられることは前述しました。
また、その原料を加工するためのエネルギー源として化石燃料が使われています。
衣食住も含めた全てなわけです。
化石燃料が減退すると、他の原料を探さないといけませんね。
そこで私はバイオマスに着目し、このブログを始めたわけです。
「風力発電や太陽電池のような電気エネルギー源よりバイオマス利用技術の方が優先する」という意識(ドグマ?)を最初から持って、このブログを書いています。
このブログにとって、「バイオマスを原料とする化学工業」はまさに核心部分の一つです。