前回紹介した記事の内容から、各月ごとの「契約量からの減産供給量削減率」を列記します。

2006年11月積  △7~8%
2006年12月積  △5%強
2007年1月積   △8~9%
2007年2月積   △10%強
2007年3月積   △8%
2007年4月積   △9~10%
2007年5月積   △9~10%

どちらかというと、時間が進むにつれて、減産供給量削減率が上がっています。

では、もう少し記事の内容に入りましょう。

一つ一つ見ていくと、興味深い記述があります。

「軽質原油は契約通りに供給し、重質原油は供給量を削減する。場合によっては大幅に削減する」という傾向が見て取れるのです。