アメーバブログはブックマークを15件しか表示できません。少なくとも私のIDでログインする場合はそういう設定になっています。

15件は少ないです。

おかげで、表に表示したいリンク先がいくつも隠れてしまっています。

隠れているのを見るには、ブックマークの[一覧を見る]を押していただければ、表示されます。

そうすると、以下3つのリンク先が出てきます。

Sohbet Karbuz
Los Alamos National Laboratory
Lawrence Livermore National Laboratory

これらは、私から見ると、「軍事関連」です。わざわざブックマークしているのは、アメリカ人が「石油の減退」を明確に安全保障問題として捉えているので、私もアメリカの軍事動向に注意しようと思っているからです。

Los Alamos National Laboratory などは、代替エネルギー・省エネルギー技術開発に取り組んでいます。

Los Alamos は昨年、日本の(独)産業技術総合研究所と(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(いわゆるNEDO)との間に、エネルギー技術開発に関する共同研究協定を締結しています。研究所の副所長が9月に来日しました。

ちなみに、Los Alamos は、第二次大戦中に原爆研究開発プロジェクトを実施した研究機関です。我々が2発くらう原因を作った張本人の1人なわけですが、今やそこが、エネルギー技術開発について共同研究開発を申し入れてくるようになったというわけです。

個人的な意見ですが、これからアメリカ人が日本人を巻き込んで代替エネルギー・省エネルギー技術開発に取り組むことは官民(軍民?)問わず普通になっていくと私は思います。

アメリカでは「軍民問わず」は色々な意味で実現されていて、国立研究所たる Los Alamos の公開資料を読んでいると、研究所組織の管理業務(会社でいう管理部門)が民営化されていることがわかります。一種の業務請負だと思いますが、その請負者に Bechtel が含まれています。

いやいや、Bechtel さん、なかなか面白いこと考えますね。私の勤務先も見習って欲しいものです。

Sohbet Karbuz は個人のブログです。軍事への造詣が深い人物のようで、ピーク・オイルの軍隊への影響、地政学、などについて論じています。ときどき Energy Bulletin に記事が掲載されます。

先週の土曜日に、三菱重工業が General Electric と原発/風力発電で提携する、と報じられていました。そういう民民交流も含めて、日米間の結びつきが良くも悪くも強まると思います。