化学メーカーは自動車メーカーよりずっとバイオプラスティックの研究開発に積極的です。

日経産業新聞 10月23日(月) p15

[概要]

・カネカが植物油を原料に生分解性樹脂を開発

・カネカが15年前に発見した微生物を利用

・その微生物は植物油を食べ、体内で樹脂の原料を合成する

・カネカは微生物の性能を向上させ、微生物の生存に必要な器官以外のほぼ全てで原料を合成させられるようになった

・ポリエステルに近い組成のプラスティックを製造できる

・生分解性が高く、好気性菌・嫌気性菌のどちらでも分解できるので、池の底など酸素の乏しいところでも分解が進む