毎朝日経を読むとき、私は商品欄から読みます。(一面は最後に読みます)
昨日6月27日(火)の日経朝刊では27ページから読み始めました。
その27ページに「マーケット潮流・底流 資源価格の高騰」という記事がありました。
去年8月にアメリカでエネルギー法が立法化され、2012年までにガソリン消費量の5%のエタノール使用が義務付けられることになったことが書いてあります。
この法律の影響は大きく、去年の秋冬からエタノールに注目が一気に集まりました。その影響でとうもろこし需要が伸びています。
これまでとうもろこしには主に二種類の利用目的がありました。一つ目は家畜の飼料で、もう一つは異性化糖と呼ばれる砂糖の代替品を製造する原料としてです。
これに自動車の燃料という第三の目的が加わりました。
しかし、土地が限られていて、増産余地はあまりありません。このままだと在庫僅少になりかねないと記事には書いてあります。
いよいよ、「人間の口に入れるか、自動車の給油口に入れるか」が選択を迫られるときが近づいているのかも知れません。