オイラの自叙伝③ | まちちのブログ

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前回書いたとおり愛のない家庭で育った。


高校を卒業して「新聞奨学生」でデザイン学校に進学しました。


新聞奨学生とは新聞業務をしながら学業を両立する制度。

読売、朝日、毎日、産経、日経、中日の大手新聞社には昔からあるのです。


新聞社の奨学会が半額から全額まで学費を負担してくれます。

しかし不人気で奨学生が集まらず、雇用をやめる新聞店は加速しています。


◆大まかなスケジュール

2時・・・朝刊

5時・・・朝食

8時・・・学校

16時・・・夕刊

18時・・・夕食

19時・・・集金

21時・・・風呂

23時・・・課題


指定寮なので、玄関はひとつ。女人禁制。

水道なしの四畳半。(エアコンもない、ただの四角のなにもない部屋)

洗濯機、風呂、トイレ、洗面所もひとつ。(掃除当番あり)


学校は16:40まであるので、早退します。

学業に支障が出まくり。


基本は親がいない学生とかの集まり。苦学生ってやつです。

週一回のローテーションで朝刊が休みですが、夕刊は休みなし。

新聞自体が朝夕刊がないのは、年に1回。


「新聞奨学生 実態」で検索してみると恐ろしい記事ばかり出てきます・・・。

途中で辞めるには、一括で奨学会にお金を返済する決まりなので、

苦学生の家族が返せる訳もなく、辞められるわけがありません。


その後、就職したところで出会った仲良くなった人に「何か悩みはある?」と聞かれ、

「家庭のこと」と答えました。

「すごいいいところがあるの!」とついて行った先は・・・そうです、あそこです。

次回へ続く。