6月も後半に入りましたね。

私は転職して2ヶ月半経ちました。


4月から悩まされていた謎の眠気も徐々に改善され、体調も気持ちも落ち着いてきています。


でも、ひとつ悩みが減れば、別の悩みが生まれてきて、悩みというのは消えることがないようです。


とくに、仕事に関する悩みは尽きないですよね。


フルタイム勤務だと、1日8時間近く職場で過ごしているのだから、色々と悩むのも当然なのかもしれません。


最近私が悩んでいるのは、仕事の適性についてです。


いまの職場は、英語を使える仕事がしたくて選びました。


派遣の職場見学でも、事前に業務内容を説明してもらい、納得したうえで決めたつもりだったのですが、やっぱり入ってみないと分からないことはたくさんあります。


たとえば、自分の苦手な業務がどのくらい発生するかは、実際に働いてみないと分かりません。


いまの仕事は事務作業がメインなのですが、ときどきお客さんと面談する機会もあります。


といっても、私が担当する面談は月に5~10件程度なので、それほど多くはないかもしれません。


それでも、口下手で人前で話すことに強い苦手意識のある私は、面談のたびにかなりのプレッシャーを感じています。


自分が進行役となってお客さんにヒアリングをし、必要に応じてアドバイスもしなければなりません。


こういう業務は、いままで全く経験がありませんでした。


もともと話上手な人なら、会話のキャッチボールを楽しみながら、的確なアドバイスをしたり、雑談を交えながら相手に情報提供できたりするのでしょう。


私の場合は、会話力の前に大人としての知識や教養が乏しくて、いつも自分の選ぶ言葉に自信がありません。


だから「いまここで何と言うのが正解なんだろう」などと考えてしまいます。


そんな調子なので、これまで人と話す業務は極力避けて、黙々とこなせる事務の仕事を選んできました。


でも、今回の転職では「英語を使える仕事」をしたい思いが強かったので、自分の適性をよく考えていなかったかもしれません。


いまごろになって「あんまり向いていなかったかも…」と気づいてしまいました。


それでも、英語を使って仕事をすることに喜びを感じる場面もあるので、なんとか続けられています。


よく聞く話で、「好き」なことよりも「得意」なことを仕事にした方がいいと言われますよね。


その理由が実感として分かってきました。


話は変わりますが、おととい派遣会社の営業担当の方と面談をしました。


この営業さんは、以前から私の体調に関する悩みを聞いてくれていましたが、今回の面談では、仕事の適性について悩んでいることを相談してみました。


私の弱音もじっくり聞いてくれて、悩む気持ちに共感してくれました。


悩みを話したところで、私の苦手な業務が減るわけではないし、今後もお客さんとの面談は続けていかなければならないのですが、話を聞いてもらえたことで少し気持ちが楽になりました。


派遣の契約についても、更新すべきか悩んでいたのですが、営業さんのおかげで前向きな気持ちになれたので、次回も更新することにしました。


そして、そのとき思ったことがありました。


面談で相談に乗る側は、必ずしもアドバイスをしたり、有益な情報を提供したりする必要はないということです。


目の前の相手がじっくり丁寧に話を聞いてくれたり、相槌を打ってくれるだけで安心することもあるのです。


自分はまだまだ未熟だけど、丁寧に話を聞くことならできると思いました。


苦手なことは変えられないかもしれないけれど、とりあえず自分にできることをやってみようと思います。


話すのはうまくならないとしても、ずっと苦手なままだとしても、苦手に向き合って気づくこともあるのでしょうね。