2021.12.14
配信シングル「雨と堕ちる/Bleed」リリースしました!
というわけで、年内に何とか新曲リリースが間に合いました。よかった。
今回はこちらに収録されている楽曲のセルフライナーノーツを書いてみようと思います。
1: 雨と堕ちる
去年執筆作業が終わり、今年の初めに「眉月の傷」という小説を刊行させていただいてからの新しい曲ということで、どんな方向性にしようかと色々と模索している中で作った曲でした(以下通販サイトで購入可能です)
曲としては夏の終わりぐらいに出来上がったんですが、小説を書いた経験を活かして(当時は並行してnoteで連載中の『錬金術師と千里眼(ブルズアイ)の亡霊』の執筆中でもありましたが)、楽曲の中で世界観が思い描けるような仕掛けを色々と組み込んでみました。
1番と2番で視点を変えながら同じ世界観を描き出しつつ、曲全体でしっかり世界が完成するというイメージ。そしてしっかりと自分らしいシニカルなメッセージも込めて。どこか地に足がつかずフワフワしている不安感が音に顕れていたらいいなあと思っています。
2: Bleed
原曲としてはもう10年以上前にあったもので、でも今の自分が歌うならもっとこう出来たんじゃないかとか、この部分はちょっと合わないかもしれないとか、そういったアップデートを加えて現在の形になりました。
でも当時から自分が表現したいことって根っこはあんまり変わってなくて。前向きに生き続けることはもちろんいいことなんだけど、それが全てじゃない。後ろ向きな闇の部分から目を逸らさず、その世界もちゃんと表現したい。
だからこそ痛みをいくつも背負いながらも、それでもいつかその傷が癒えることを願って、あるいはその経験が誰かを癒すために活きる時を思って、進んでいこうというメッセージを込めて作っています。
この2曲をセットにしたのは、どちらも「雫がこぼれる」という共通のイメージが重なったから。
曲が出来上がった時期には何年もの差があいてますが、近いところに着地したことが自分でも不思議だし、でも何か納得感もあって。独立しているようでどこか見えない糸で繋がっているような感覚。
きっとこういった形でリリース出来たのも、何かしらの縁が曲同士であったのかなぁなんて思ったりします。
是非とも曲の世界に浸ってみてください。
さあ、ようやくこれでひとまず今年の活動はひと段落です。
まあまだ『錬金術師と千里眼(ブルズアイ)の亡霊』は終わってないんですけどね。
matthew


