11月21日(日)
堂々と休める日曜日、今月に入ってからは初めてであった。
別の人が出勤しているのではないかと不安になることも無い
この日、友人の結婚式に出席出来ることは何よりの幸せを
感じることを禁じえない。
この度、結婚式を迎えるは高専時代の女友達、そしてお相手は
高専時代の2年年上の同校のラグビー部の元キャプテン。
新婦はラグビー部のマネージャーであり、なんともドラマティックな
二人である。私もわずかな期間ではあるがラグビー部に所属して
おり、この度二人が結婚するということは並々ならない感慨を
抱いてしまう。
式は八戸で行われる。私の住んでる地区からは車で1時間程
である。私は次の日も仕事がある為、またしても呑まずに帰る
ことになってしまう、かと思いきや、会社の後輩がそちらの方面に
野球や買い物といった用事があるということで便乗することとした。
八戸に着いたのは式開始の5時間前、昼食を摂り、会場に到着
したのは式の始まる3時間前であった。会場のロビーにて、
会費の確認や、余興のイメージトレーニングを行い、競馬中継を
見ていた。今回の余興はT山がプロデューサーということで私は
多数の出演者の1人として台本に沿ってやらせてもらうので
いくらか気は楽である。ぼんやりと台本を見ていると前の日記で
度々登場頂いているMさんから連絡が入った。
Mさんはこの度の新婦とはクラスで1番親しくしており、当然式へ
出席することとなっていた。Mさん主導で新婦への寄せ書き作成を
進めていたのだが、私はそれの補佐を勤めさせて頂いていた。
半ば仕事のような感じではあるがMさんと頻繁に電話を交わすのは
嬉しいものである。
Mさん「もう会場いる?」
私 「2時間くらい前からなーw」
Mさん「はぁ!?マジで!?ww」
電話が切れると同時にMさんの生の声が耳に入った。
Mさん「やっほー、んじゃ寄せ書き完成させよっかw」
私 「やっほー、ここ(ロビー)でやる?」
Mさん「んー、アタシの部屋いこっか」
Mさんは式の後、ホテルに泊まるということで部屋を取っていたようだ。
良からぬことも頭を過ぎらなかったと言えば全くの嘘であるが、
とりあえずMさんの部屋へと行くこととなった。エレベーターに乗り込み、
ドアが閉まる瞬間、T山が通りかかったので呼び止めて共に部屋へ
行くこととした。
Mさん「それじゃアタシ準備するから」
と洗面所の方へ入った。T山と共に寄せ書きや写真の構図を決めていた。
今回作ったのはコルクボードに新郎新婦の写真を中央に、それを
クラスメートの顔写真でハート型を形成し囲み、その周りに寄せ書きの
カードを貼り付けるというものである。写真の取捨選択と作成はMさんが
行い、その方法の伝授とコルクボードと印刷、編集を私がやらせて貰った。
前の日記に登場しているT澤やO田原、U内といった今回来れないメンバー
の代筆は私が行い、ようやく形となりつつあった、Mさんの支度も終わり、
今度は余興の打ち合わせを行うこととなり、続々とクラスメイトがMさんの
部屋へと集まってきた。かつてMさんの部屋がこのような溜り場になったこと
があったのだろうか、彼女は困惑をしている様子であったw中には
「あれ?ここGlockeの部屋じゃないの?」
と言い出すやつもいた。
Mさん「Glockeが勝手に上がりこんできたのー:;」
私 「ちょwwwおまwwwww」
今回の出席者は男はO石、O野寺、T間、N川、M田、T山、女性陣はH美、
K子さん、H山さん、去年の同時期に結婚されたT中さん、そしてMさんである。
それぞれから寄せ書きを貰い、ようやく物は完成となった。Mさんとの初めての
共同作業(笑)である。余興の打ち合わせも終わり、それぞれが役割の確認を
行う。今回の余興は、新郎新婦及び各テーブル毎の出席者に突撃インタビューを
敢行するというものである。もうこうなったらテンション上げるしかないな、と
腹を括った。
さて、時間は定刻となり、続々と会場入りをすることとなった。ぎりぎりに行った
為、新郎新婦は準備があるため入り口にはいなかったが、それぞれの父母様が
いらっしゃったので挨拶をし、会場へ入った。ラグビー部の先輩後輩、高専の
先輩等、顔見知りが結構いたので、挨拶を交わし、自分の席に着いた。
式が始まると、新郎新婦は和服で登場。相変わらず大きな先輩と普段より綺麗に
見える新婦であった。
式は楽しませることの好きな新郎の趣向が随所に散りばめられており、また、
その新郎を慕う友人達の素晴らしい余興や盛り上がり、工夫の凝らされた職場
仲間達の祝いの言葉や演出、本当に素晴らしい披露宴であった。あんなに腹を
抱えて笑った披露宴は今までになかった。
羅列していくと、新郎を中心とする「雄遊会」という仲間内の集まりが作った
ドキュメンタリー映像、職場仲間達のAKB48のダンス、団扇や鉢巻、おひねり等
盛り上がりは最高潮となる。ラグビー部の後輩達は新郎を巻き込んでウルフルズの
バンザイを熱唱、新婦姪っ子による日本舞踊。それぞれ様々な余興が行われた。
その中で私達の余興は少々おとなしめではあったが、一生懸命やらせて頂いた。
T山の仕切りでおのおのインタビューを行い、私の番となった。私はリングアナ
よろしく
私「さぁ宴もたけなわでございます、K穴家、T舘家の結婚披露宴!!ここからは
我々も知らない新郎新婦の過去を知る人物への突撃インタビューを行いたい
と思います!!まずはこの方、新郎友人のSさんです、皆様拍手をよろしくお願い
致します!!」
めいっぱい噛み噛みになってしまったが、でっかい声出してふっきらねぇとやって
らんねぇわけでさ。なんかグダグダになっちまったかもしれんが…まぁ良いんじゃ
ないか?w余興が終わり、最後に壇上に同級生一同並び、Mさんが代表して
寄せ書きを渡し、
「…せーの、ご結婚、おめでとうございまーす!!」
誰一人、偽りの無い言葉、腹の底から言えることの喜び。
式は約1時間押すという盛り上がりっぷり、順調(?)に進み、新婦の父母様への
メッセージ。結婚式で一番好きなシーンである。聡明な新婦、まさにメッセージも
素晴らしい感動を我々に与えてくれた。列席の同級生達の鼻をすする音が聞こ
えてくる。我々にちってももう10年来の友人の新たな船出である。楽しく頼もしい
男気溢れる新郎、活発で聡明でまさにパーフェクトな新婦R子さん、この世で
何番目かに入るベストカップルなんではないかと思う。祝わざるおえないだろ、
常識的に考えて…。
式が無事終わり、友人達と会場を出る際、入り口で新郎新婦が送ってくれる。
新郎「おう、今日はありがとうな!!」
私 「本当に楽しい式でした!おめでとうございます!」
新婦「あぁん!Glocke~!」
私 「本当におめでとう!楽しかったよ!!」
新婦「二次会はー?」
私 「迎え来るまでだからちょっと顔出すくらいでw」
しばし、ホールにて友人達と談笑をした後、二次会会場へ。
私の時間が差し迫る中、新郎新婦が登場。
最後に写真を撮って会場を後にした。
何度も言うよ。
出会いは神の御業、別れは人の仕業
数十億の人類がいて、数億人の日本人がいて、数万人の青森県民が
いて、数千人の高専生がいる。人と人が出会うのは数万、数十万、
そんな中でこんなに硬く友情と愛情で結ばれること。出会ったことが
奇跡なのに、その中から生涯添い遂げる人を一人、運命の人を
見つけ出す。どんな学歴やコンピューターを持ってしてもそんな事
出来やしないさ。神の存在は腹が痛いときに祈るくらいしか意識しない
私ではあるが、結婚式に出るたびにその存在を信じたくなってしまう。
仲間に恵まれている。度々、自分の人生を呪うこともある。何故私は
モテないのか。何故私は金が無いのか。何故上司は私を認めて
くれないのか。何故私は…私は…。
だけど、こうして他人であった人たちの幸せの1ページに私は存在して
いる。友人が新郎へ、R子さんを託すんだ。堂々としてて良いよな。
私だって。
僕は・君達が・好きだ
余談
キャンドルサービス中、私とMさんは前の方に出てシャッターを切っていた。
新郎新婦へ向けてシャッターを切るMさんに向けてシャッターを切る私。
席に戻る最中、
Mさん「良い式だねぇwww」
私 「すっげぇ楽しいなwww」
Mさん「Glockeの式にはいつ呼ばれるのかな?w」
私 「これから二人で考えて行こうぜ」
Mさん「アタシが?wwwwGlockeと?wwww」
私 「イケメンに言われたらドキ☆っとするところなんだろうけどなぁw」
Mさん「ドキ☆wwwwwwww」
余談2
帰りの車中、後輩との雑談
後輩「どうでした?楽しかったですか?」
私 「いや~、楽しい式だったなぁ。あんな腹抱えて笑った式もねーよw」
後輩「へえ~w良かったじゃないですかw」
…
私 「…でもさ、結婚式の後ってさ、すっげぇ寂しいよな」
後輩「すっげぇわかりますwwwww」
私 「あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!会社行きたくねぇ!!」
後輩「明日(11月22日平日)も結婚式じゃないっしたっけ?」
私 「…欠席するわ…」
その2へ続く