こんにちは。
私がどんな人か、もし興味を持って頂けるなら、きっと一番分かりやすいのは、何になりたかったか、と言うことだと思う。
・本を作る人になりたかった。
1番は作家。
中学生の時に初めて将来に対して思ったのは、小説家になりたい、ということだった。
よくある話かもしれないけど、太宰治との出会いだった。
「こんなにネガティブな事言っていいのか…」
衝撃だった。
前向きを強要される中学校生活。こんなネガティブなことを書いても良いなんて。
しかもそれが、斜陽族といって当時は広く受け入れられて流行ったらしい。なんと!すごい!
光が刺したような気がした。
太宰の作品はほぼ読んだし、太宰が好きだと言う芥川の作品も挑戦して、当時の文壇の作家の作品も読んで。まぁ文学少女ってやつでした。
でも、高校生になると生計を立てることも考え出す。
小説家になって食べていけるなんて一握りの人だけだと思った。
高校生の時の夢は、編集者になりたい。
そのための大学受験だった。
早稲田大学・文化構想学部・文芸ジャーナル論系。
編集者を目指すには、たぶん、なかなか、けっこう良い線いってる経歴だと思う。
そこまでは良かった。
でも、その頃から、自分の体力に不安を覚えだす。
高校生の時より、心の元気さがなくなっているような気は、していた。
心から楽しいと思えることが、高校生の頃と比べて減った。
今思うとオナラが増え出してて、腸内の環境も悪かったんだと思う。
地元から離れたくない。
結局、出版社にエントリーシートは一社も出さず、というより総合職に一社も出さななかった。
金融系の一般職狙い。
氷河期の中なんとか一社頂けて念願の一般職。
地元から出たくないと言う願いは叶わなかったけど、とても上品な会社だった。
ためになる8年ほどの会社員生活だった。
話は冒頭に戻りますが、
本を作る人になりたかった。
今はこの夢を叶えたいです。
レシピを皆さんに認めてもらって、いつかレシピ本を出したいです!!
この夢が叶えば、作家になりたかった中学生の私も、編集者になりたかった高校生の私も、諦めた大学生と社会人の私も、報われる気がします。
