カシオペアのライブを見た。
私の好きだったフュージョンバンドである。
でも生ライブではなくテレビでね。
現在はもうカシオペアはCASIOPEA-P4となりカシオペアを生で見ることはできないけどね。
そのライブは1986年12月に東京で行われたのライブを1987年に発売したパーフェクトライブという題のものです。それはそれは素晴らしい上手いは当たり前の躍動感のあるライブです。
彼らは1959年から1956年生まれなのでそのライブの頃は30歳前後。演奏を見ると楽器を弾くだけではなく体を動かしステップを踏みながらノリノリでなのだが、その状態でも安心して演奏を見ていられるのでこちらも見ていて楽しくなり、またルックスもスタイルも衣装もよく演奏だけではなく見ることにも魅力を感じられるようなライブである。今でもその当時のメンバーはそれぞれのステージで演奏をしておりそれぞれのライブは見ることができる。
今でももちろん演奏はうまいんだけどやはり30代のメンバーのライブとは程遠いものだね。60代の彼らは私と同じように体は固くなり動きもぎこちなくなってきているので演奏が美しくないし安心して見ていられないところがある。技巧に走りすぎてごまかしているようなところもあるし何よりルックスが年よりなので音以外は魅力がないと言ってもいいくらいだ。
やはり演奏は聴いて楽しいことはもちろん見て楽しいものでありたい。しかし60代にはそれは酷かもしれないね。
人は30代で一番輝くといってもよい。経験と学習が実を結びさらに加えていける年ごろだ。それはどこの世界でも何の仕事でも同じことが言えると思う。
全世界の30代諸君。今を大切に、今が一番できる時だよ。今が一番輝いてるときなんだよ。
35年前の自分に言ってあげたいね。
若い充実した時間を大切にしろよって。