どういう訳か、また電池ネタだ。

昨日の昼、ガステーブルを点火しようとしたとき、「ピー」と恐ろしく、なおかつ悲しげな警報音にハッとして手を止めた。どうもガステーブルの電池が寿命を全うされたようだ。こうなると、もう二度と点火はできないどころかガスすら出ないようになっている。ガステーブルの抜かりない安全対策にしばし感服。ただガスコンロが集まっただけの単純至極な機器と思っていた私に猛省を。

電池のストックを探す。しかし、小型化こそ良しとするこの時代、単一電池などという硬派が我が家に腰を落ち着けているはずもない。

冷凍食品のチキンライスを炒めようと思っていたが、今更電池を買いに行くには腹が空きすぎた。渋々電子レンジに頼る。仕上がりが湿っぽくていかん。

とりあえず腹が満たされると、当面のささやかな問題が見過ごされるのは仕方がないことであろう。レコーダーに溜まっていた番組をオモチロク鑑賞したり、週に一度のアイロン掛けという苦行を淡々と、それでいて悠々とこなしているうちに、すっかり日の短くなった冬の午後は暮れていく。日が暮れれば腹が減っていることに気付く。メシはどうしようかと思案したが、あ、そういえば電池を買っておらん。しかし腹が減った。よし、今度は冷凍チャーハンだ。うん、でもやはり電子レンジは仕上がりが湿っぽくていかんな。

電池が切れて、電子レンジに頼る。げに我らが社会は電化を遂げたものなり。

さて、はじめてみようか。一言だけど。


成人向けのおもちゃに使う電池はPanasonicのEVOLTAがいいぞ。

実証済みだ。