2月も押し詰まった金曜日。
事務局に宅急便が届きました。
その日、事務所に詰めていたのは、渡部と石田のふたりだけ、
「なんだなんだ」
観光パンフレットや資料にしては、結構軽い感じ。
中の包み紙も上品です。
送り主を見ると
「ああ!」
二人とも見覚えのあるお名前。
渡部が、道後ゆーゆーはいくをご案内した翌日に、
石田が、松山2大スポットをご案内した埼玉の親子さんです。
埼玉の老舗のお菓子屋さんでしょうか、
川越銘菓「亀屋榮泉」
お芋のお菓子の詰め合せです。
ありがとうございました。
早速、事務局メンバーでいただいています。
生姜が効いてて、高知のとはまた違う感じ、美味しいーです。
まち歩きガイドは、元気が資本。
栄養つけて、がんばりまーす。
報告:渡部和也
この2月は、ご案内が絶えません。
ありがとうございます。
1つのコースに、複数組のお客様をあいのりでご案内するケースも多くあります。
2月15日の道後ゆーゆーはいくは、そんなふた組。
ひと組は、2日前にお申込みの埼玉からの親孝行はいくのおふたり。
もう一組は、前日にお申込みの東京からお見えの女性。
月曜日に、ありがとうございます。
松山はいくは2名様からのご案内なので、お一人の場合はプライベート扱いということで割増料金をいただいています。
東京からのお方は、埼玉のおふたりとご一緒なので、通常料金でご参加いただけました。
いつも複数組でご案内できると、割増の心配をしなくて済むのですが、なかなかそう上手くはいきません。
東京からの女性の目的は「道後オンセナート2015」
道後温泉は、昨年から芸術家さんとのコラボレーションに取り組んでいて、
今年は蜷川実花さんがプロデュースされています。
ご覧のとおり、入口の暖簾や窓の襖は華やかな花柄模様になっています。
「これやっているのを知って、居ても立ってもいられなくって、飛んできました。」
と、東京のかたが言われました。
「いつもは、こうじゃないの?」
埼玉のお母様が言われます。
「いつもは、襖は白いです。」
「じゃあ、いい時に来ましたねェ」
と、埼玉の息子さん。
あいのりだと、お客様同士の会話も醍醐味です。
「せっかくなので、写真、一緒にいかがです?」
なんて、仲良くなっちゃいました。
ブログでも使わせていただきます。
ありがとうございます。
山田屋まんじゅうでの休憩を終えると、道後温泉本館の周辺は薄暗くなってきました。
ガス灯が灯り、2階の襖が明るくなってきます。
「きれいー、これが見たかったんです。」
ちょうどいい、暮れ具合でよかったです。
ありがたやー。
本館北側に近づいてカメラを向けると、
ちょうど中天に上った半月が写り込みました。
「おお!これはいい!」
私も含めて4人で大盛り上がり。
お客さまの目的と、日没時間と、あいのりのお客さまの相性と、
いろんなことが、不思議にかみ合った素敵なご案内になりました。
いろんな偶然に、ありがとうございます。
報告:渡部和也