◎はじめに

阪神大震災でいつもメールしていた友達を亡くしました。
この発災を契機に社内で防災部署の準備室が設立されました。
運良く私もメンバーの1人として召集されたのが防災に携わることの始まりでした。

若い頃は消防のレスキューの一員になって、1人でも多くの命を救いたいと正義感に燃えていた時期もありましたが、なにせ高いところが苦手(要するに高所恐怖症)でマンションの非常階段でさえ足がすくんでしまった事さえありました。
当然、レスキューどころか消防士試験の門をたたく事さえ無理がありました。

こんな思いがあったからこそ、防災業務という違う側面から命が救えると仕事をしてきました。
併せて防災ボランティアにも活動の範囲を広げながら、被災者の心情などを目の当たりにしてきました。

「少しでも被災者を減らし、1人でも災害から守りたい」
「幼い子供や身動きの取れない高齢者の方や障がいを持った方を救いたい」
そんな思いで一心不乱で業務を進めて来ました。

しかし、現実は厳しく、業務を行う中で、クライアント(委託契約顧客)である国や都道府県、自治体の不甲斐無さに憤りを感じる事もしばしばありました。
こんな事で命を救えるはずがない。それどころか手遅れになるのではないかと不安を感じていました。
また、自治体職員が抱える現実や、自治体が抱える諸問題など…地元住民に言いたくても言えない理由など多々ありました。

防災イベント(某県主催の防災ボランティアネットワーク)の講師やパネリストを行った際に、ある出版社の方に本を出してみないかと、有り難いお誘いをいただいた事もありましたが、当時は本業務も忙しく、会社やクライアントに迷惑が掛かっても行けないと思いお断りしていました。

家業の都合で永年勤めた会社を2010年に退職することになりました。
この機会に、国や自治体に頼らなくても「これさえ頭に入れておけば、死なないで済む」方法を皆さんの知識として、イザッという時に思い起こして頂ければ幸いです。


◎予定しているテーマ

一度には書ききれない事ばかりなので、各テーマや読んでいただいている皆さんの問い合わせに応じながら短編で書かせていただきます。
今後、予定しているテーマは下記の通りです。
また、退職しても守秘義務というのがある関係上、固有名詞等の具体的な記述は控えさせていただきます。

※なお、定期的に発信したいのは山々ですが、仕事の合間をみて不定期に書かせていただきます。



◎国や自治体の対策とは…

・自治体に頼ってはいけない

・消防団員や自治体職員も人の子

・自治体防災の要である地域防災計画とは

・自分の住む自治体と勤務先の地域防災計画書を確認しよう

・防災マップの隠された秘密と有効利用方法

・隠された報告書(防災アセスメント報告書など)を開示請求しよう


◎震度7でも生き抜く知恵

・大地震が来る前の対策と来た場合の対処法
 ⇒家に居る時
 ⇒寝ている時
 ⇒外に居る時
 ⇒高層ビル内
 ⇒地下街
 ⇒非常持ち出し袋をムダにするな

・阪神大震災の被害は断層上だけではなかった
 ⇒旧河道を知ろう

・過去の地震から知り得た経験

・こんな建物が危険

・緊急地震速報の活用と盲点

・地震

・あなどれない液状化現象とその対策

・津波を甘くみてはいけない
 ⇒警報の解除までの心得

・集団心理にだまされてはいけない
 ⇒集団同調性バイアスとは
 ⇒悪い噂ほど広がりが速い

・疫病・感染症の恐ろしさ



◎ゲリラ豪雨の対策

・ゲリラ豪雨のしくみ

・ゲリラ豪雨を予測する
 ⇒雲を観る。風を感じる。

・ゲリラ豪雨に出会ってしまったら

・ゲリラ豪雨の対策は都市部と郊外地では逆?

・ココに居ては危険
 ⇒地下街
 ⇒土地の低いところ(地名に隠された秘密

・車が水没・沈没してしまったら

・水対人間


◎土砂災害は事前対策が必須

・土砂防の指定とは
 ⇒縦割り行政の盲点

・土砂崩れと土石流の違い

・緩やかな地域でも安心してはいけない

・高台も安心はできない

・隠れた深層崩壊の怖さ

・森林伐採の影響



◎大災害のための知恵

・ラボツアーを体験しよう

・災害時を時系列に想像しよう

・救急法のマスターは必須

・近所の方々を知ろう