■あとがきのあとがき
大人になって思うことは、
「やりたいことがない」
ことに素直になってもいいということ。
無理矢理理由つけて探して
焦ってみんなと同じような月日を
過ごす必要はない。
例えば高校を卒業して
とりあえずどこでもいいから
大学に行ったり就職したり、
アルバイトしたり、旅にでたり、
そんなのでもいい。
きっと自由に過ごしていれば
好きなことややりたいことは見えてくる。
未熟なうちに学校にお金を使ってしまっては
あとで本当にやりたいことができないかもしれない。
私は正直にそのままみんなに合わせたりせずに18歳を自由に生きていたら
もしかしたら仕事ってこんなに楽しいんだ!!
と働いていた
ファミレスのアルバイトで気づいて
もっとお話をする仕事がしたくなって
介護士になろなんて考えたりして
二十歳から大学に通って
今では中堅の介護士になっていた。
なんてこともあったかもしれない。
例えばの話だけれども。
小中高はとても狭いコミュニティだ。
その中で馴染めないのは
全然おかしいことではない。
特に私は田舎だったから
まず周りに参考になる先輩がいなかった。
バスも電車も自力で乗ることが
難しい距離だったし、
周りにお店がなくて
この世に売っている商品をそんなに知らない。
高校はバイト禁止だったし
メイクやファッションなどもみんなと同じだ。
学生はみんなと同じであれば褒められた。
ルールを守って良い点数を取れば安心だった。
一緒にいる友達がいれば安心だった。
でも大人になると突然変わる。
メイクやファッションが得意な子は
人付き合いも上手くいくし、
ルールを無視できる人は
独創性や社交性でなんでも乗り越えられる。
真面目すぎてもうまくいかない。
社会とは本当に難しい。
寿命まで生きること、
人に危害を与えないこと
これさえ守れば人生は自由で
あまりにも広すぎるということだ。
学校でいい点数取っていて
大人の言うことをよく聞く子だけが
幸せな人生を歩めるわけじゃない。
私もいろいろ後悔しているけれど
迷いながらも大人になるために
新聞奨学生になって学んでよかった。
偏った偏見を捨てて年上の人の言うことも
年下の言うことも理解することができる。
大した仕事には就けなかったけれど
常に清潔で筋の通った人生を
歩んでいる自信がある。
それだけで十分なのだ。
志衣
