新内閣が誕生したり、昨日のように内閣改造があると
いつもなのだが、プログやツイッター、facebookでも、
「保守」と言われる人たちがいきなり
「◎◎氏が△△大臣に『就任』」と書いているのを見る。



自分たちが支援している先生方が

新しい大臣になることが決まったら、

うれしいのは分かるが、

実はとんでもない話なのだ。

内閣総理大臣や国務大臣に『就任』するのは、
総理大臣は天皇陛下に「任命」されてから、
国務大臣は天皇陛下に「認証」されてからだ。

天皇陛下が内閣総理大臣を「任命」し、
国務大臣の任免を「認証」するのは「国事行為」だ。

いきなり『就任』などと書くのは、
天皇陛下の「国事行為」を軽視している
と言われても仕方ないし、
「不敬」と取られても仕方ない

本人にそういう気持ちがなくとも、
言葉の使い方を間違えばとんでもないことになるということだ。





『就任』するのはこの瞬間からです。