インターネット選挙活動解禁ということで、

ツイッターやブログの世界では

選挙の話で持ちきりのようだ。

事実、参議院選挙の告示日以降、

アメブロは100万人以上が登録しているが、

このアクセス数ならデイリーランキング

2万位か3万位くらいという数字なのに

10何万位になっていると友人が言ってました。


ツイッターで支援者の応援をつぶやいている友人も

告示日以降、フォロワーが増えたと言ってました。

その中で、相変わらず時代錯誤的な

左翼お花畑連中の書き込みも見ました。


その中の一つに

「選挙に行くか、(数年後に)戦地に行くか」という

若者に投票を呼びかけるツイッターがありました。

安倍総理の憲法9条改正発言があった日です。


安倍総理の9条改正発言については、

マスゴミも左翼も歪曲して伝えています。

基本的に自民党案としては

憲法9条の第1項の恒久平和の理想は

把持し続けたい考えであり、

第2項の交戦権の否定は他国からの侵略に

対応できないという事で改正すべきという

平和を希求する独立国家として

当然の主張を述べたのに過ぎません。


ところがマスゴミ、左翼連中は

憲法9条第2項とは言わず、

憲法9条改悪と言うことで、

戦争に直結するという印象操作を行っています。

それが「選挙に行くか、戦場に行くか」に

繋がっていくのです。


ただ、そういう印象操作目的であっても、

左翼の主張は30年前ならともかく、

今はひどい時代錯誤に思えます。

日教組の「教え子を戦場に送るな」

与謝野晶子の「君死にたもうことなかれ」を

いまだにいい続けている人がいるのです。

そして、

9条改悪=徴兵制導入=戦争という

超短絡的思考を展開するのです。


この人たちは、戦後68年間

アメリカの核の傘に守られ

戦争を全く知らないで生きてきたため、

近代戦を全く想定できないのです。

その人たちに「徴兵制で戦場に連れて行かれ

自分が戦っている姿を想像してくだい」と言えば、

おそらくその人たちの頭の中では、第二次世界大戦か

ひどいのなら日露戦争の203高地の戦いを

イメージしていると思います。

自衛隊のようなアーミー服で、

地対空ミサイルを発射したりとか

おそらく想像していないでしょう。


例えば、日本の陸上自衛隊には16の職種があり、

その中の一つ、高射特科部隊では、

同じ地対空ミサイルでも近距離、中距離、長距離

それぞれ専門が細分化されており、

瞬時に頭の中で三角関数の計算が出来、

一発発射するだけでも、多くの隊員の

専門的な頭脳と行動が一つになることが

要求されるのです。

もちろん近距離ミサイル担当の自衛官が

中距離ミサイルを扱うことはありません。

近代戦はスペシャリストによる

頭脳戦、情報戦、科学戦なのです。


国民皆兵のような形の徴兵制をやって、

1年2年訓練したくらいでモノにはなりません。

ヨーロッパの先進国ドイツやフランスが

徴兵制を廃止したのは、

現実問題として無駄の方が大きいからで、

日本が憲法9条を改正し、

自衛隊を国軍にしたところで、

経済的な面から見ても

徴兵制を導入しても何のプラスもないわけで、

逆に経済面でマイナスになるだけであり、

それならば現在の自衛隊の定員を

充足させれはぜ事足りるのです。


逆に憲法9条を守り続ければ

尖閣諸島に中共が上陸するのは

時間の問題であり、

上陸したところで、

現在の日本の法令では

まともに対処できません。

尖閣諸島が奪われれば、

石垣島をはじめとする先島諸島は孤立。

簡単に奪われてしまいます。

中共はそこを足場にして

沖縄本島、台湾を狙うことができます。


「選挙に行くか戦場に行くか」ではありません。

憲法を守れば戦場に行かなくて済むのではなく、

日本が戦場と化すのです。


「教え子を戦場に送るな」ではなく、

「教え子が殺られるのを傍観しろ」ということです。

「君死にたもうことなかれ」ではなく

「君は無抵抗で殺されなさい」ということです。


日本の多くの若者よ。

お花畑の平和ボケ左翼に騙されることなく、

中共や北朝鮮がどういう国かを認識して

明日の選挙には必ず投票にいって

正しい選択をしてきてください。