松本恭助の「日本の歴史と文化と伝統に立って」


オランダの新しい国王の即位式が
アムステルダムで行われ、
皇太子ご夫妻がそろって式に出席された。
ご夫妻は、即位式のあと、引き続き行われた
レセプションにも出席された。
宿泊先のホテルから、各国の参列者とともに
バスで出発された皇太子ご夫妻。
日本時間30日午後9時前、
オランダのアレクサンダー新国王の
即位式出席のため、会場の新教会に到着された。
ホワイト・タイに勲章を着用された皇太子殿下。
雅子妃殿下は、アイボリーのロングドレス姿。
...
お二方は言葉を交わしながら、
笑顔でゆっくりと進み、
いったん足を止めてカメラ撮影に応じられたあと、
沿道の市民に手を振りながら、新教会の中へ。
雅子妃殿下は、タイの皇太子らと
笑顔であいさつを交わしたあと着席された。
アレクサンダー新国王が入場し、
荘厳な雰囲気の中で始まった即位式。
オランダのウィレム・アレキサンダー新国王は
「オランダの憲章と憲法の維持を国民に誓います。
神よお守りください」と述べた。
新国王のスピーチに、
涙を浮かべるベアトリックス前女王。
オランダで男性国王が誕生するのは、
123年ぶりとなる。
こうした中、11年ぶりに海外での公務に臨まれた
雅子妃殿下。
アレクサンダー新国王らが
退場したあとの演奏会では、
すぐ近くの参列者と言葉を交わされるなど、
リラックスした様子も見られた。
そして、服装にも細やかな心遣いがうかがえるという。
宮内庁担当の記者によると、

主役である王妃や、3人の王女が
ブルーのドレスを着ている。
配慮をして、同じ色にならないように
アイボリーという色のドレスを
お選びになった可能性はあると思います。
女性の皇族方は、1着のドレスを非常に長く、
大事にお召しになるという伝統もありますので、
雅子妃殿下もこれまでお持ちのものを
大切になさって、今回、お召しになったという
可能性もあるかと思います。

との話だ。
即位式は、日本時間の
30日午後10時半ごろに終了した。
午後11時半現在は、
新教会の隣にある
王宮でレセプションが行われており、
皇太子ご夫妻も、お二方そろって出席されている。