那覇海上保安部、新設へ 

11管区本部は尖閣警備に専念


沖縄県・尖閣諸島周辺の海上警備を強化するため、

海上保安庁が第11管区海上保安本部(那覇市)の

組織を改編する方針を固めたことがわかった。

那覇市周辺の海上救難業務を

同市に新設する「那覇海上保安部」に移し、

11管区本部を尖閣警備に傾注させる。

 

海保関係者によると、

来年度予算の概算要求に必要な経費を盛り込む。

来年4月から業務を始める意向だ。

保安部新設に伴い、人員増なども検討しているという。

 

11管区本部は沖縄周辺の東西1千キロ、

南北500キロの海域を担当している。

管内には、主に沖縄本島の東側を担当する

中城海上保安部(沖縄市)と、

石垣島周辺を担当する石垣海上保安部(石垣市)がある。