韓国の李明博大統領の竹島上陸や
天皇陛下への謝罪要求発言などに抗議するための、
日本政府の韓国に対する制裁措置として、
韓国国債の購入見送りや
日韓通貨スワップ協定の交換枠の縮小が検討されるなか、
インターネットのブログや掲示板、またメディアには
さまざまな「対抗措置」が寄せられている。
日本政府の対応が、「手ぬるい」「甘い」と感じているようだ。
■韓国航空機の日本乗り入れ規制案も
野田佳彦首相の親書を送り返されたことで、
日本政府も韓国への制裁措置検討に、
ようやく重い腰をあげたようだ。
安住淳財務相は8月24日の閣議後の記者会見で、
5月に日中韓の3国で国債の持ち合いを進めることで
合意していた韓国国債の購入について、
「まだ決めていないが、様子を見させてもらう」と述べ、
購入を事実上凍結する方針を示した。
ただ、通貨危機などの緊急時に外貨を融通し合う
日韓通貨スワップ協定については、10月に期限を迎えるが、
交換枠の拡大措置を延長するかどうかは
「まったくの白紙」と繰り返した。
安住財務相は、韓国政府が
野田首相の親書を返送したことに不快感を表明。
「(韓国大統領の)行きすぎた言動に対する謝罪を
見極めたうえで、どうするか決めていきたい」と説明した。
このほか、日本政府が具体化した対抗措置は、
8月28~31日の日韓内政関係者セミナーの延期や
30日の総合科学技術会議と
韓国・国家科学技術委員会の政策対話の延期、
29~30日の東南アジア諸国連合(ASEAN)経済閣僚会議での
2国間会談の見送りが決まっている。
竹島の領有権問題についての国際司法裁判所への提訴は、
日本が単独で進める方向だ。
とはいえ、どれも韓国側に大きな打撃を与える措置とは
いえそうになく、対立の先鋭化を避け、
「未来志向の日韓関係」を掲げる野田首相の考えがにじんでいる。
これを歯がゆく、「弱腰」とみる国民は少なくないようだ。
朝日新聞(8月18日付)の「声」の欄には、
元外交官が「韓国が本当に困るような目に見える措置を
真剣に検討すべきだ」と寄せている。
政府の「真剣さ」が見えないというのだ。
具体的には、
(1)韓国での現地生産に対する投資の制限
(2)観光目的での韓国訪問の自粛
(3)韓国航空機の羽田乗り入れ規制
を「制裁措置」としてあげていて、
短期的には日韓関係に悪影響を及ぼす恐れがあるが、
日本政府が「真剣さ」を示すことで長期的な安定につながる、
と結んでいる。
■韓国製の電化製品買わない、キムチを食べない…
韓流ドラマに出演する韓流俳優や
K‐POPアーティストの来日禁止など、
韓流ライブや日韓の文化交流イベントの中止を訴える声もある。
韓流ドラマもK‐POPのスターたちも
テレビで見ない日がないほどだが、
韓流俳優のソン・イルグクが
竹島への遠泳リレーに参加した際には、
BS日テレとBSジャパンは
予定していた韓流ドラマの放送を延期した。
テレビ局側が事前に視聴者の「反韓感情」に配慮した結果、
「見合わせることにした」ものだが、
こうした「韓流スター」は、いまや韓国の「輸出品」のひとつだ。
韓流イベントはかなりの割合で
延期や中止に追い込まれる可能性がある。
韓国への経済制裁についてはネット上でも、
韓国旅行を控える、韓国製の電化製品を買わない、
キムチを食べない、韓流ドラマを見ない、K‐POPを聴かないなど、
「日本人が自らできることをやろう」との呼びかけがみられる。
確かに
「韓国が本当に困るような目に見える措置を真剣に検討すべき
という意見に私は賛成だ。
しかし、個人的なレベルでいえば
私は元々韓国料理が大嫌い
(キムチ、チヂミ、韓国冷麺など一切食べない)
韓国製製品、韓流ドラマ、K-POPなど無縁の人間。
ましてや行きたいなどと思ったこともない。
私でも出来る何かいい制裁措置はありませんかね・・・?