松本恭助の「日本の歴史と文化と伝統に立って」


今年も広島の原爆記念日にあたる8月6日に

田母神俊雄氏と、今年は日下公人氏をお招きして

広島平和ミーティングが開催されます。


「ヒロシマの平和」は本当か
~なぜ世界は「ヒロシマの声」を無視するのか~

「核廃絶」と「平和」の間に潜む溝…、
東日本大震災から1 年、進む国家と国境の危機。
大災害の克服、核利用、安全と平和。
混迷日本の未来のために、いま全てのタブーを打ち破る!

安全保障の抜け落ちた「空想平和論」はもう結構!
現実的な国の守りを聞こう!

★講師
日下公人氏(評論家・日本財団特別顧問)

田母神俊雄氏(第29代航空幕僚長・
頑張れ日本!全国行動委員会会長)

平成24年8月6日(月)
18:00~20:20
リーガロイヤルホテル広島ロイヤルホール
広島市中区基町6-78

【チケット販売所】
前売1,800円 当日2,300円
学生1,000円(学生チケットは事務局へ)
チケットぴあ Pコード 621-343
全国のサークルK サンクス
全国のセブンイレブン

主 催 日本会議広島・「日本の誇りセミナー」実行委員会
協 力 平和と安全を求める被爆者たちの会
詳しくは 
http://jp-pride.com/
お問い合わせ 86@jp-pride.com


私の同志の話によると、地元では卑劣な妨害を受けている

(ポスターを破られる等)との報告がありました。

もし、このブログをご覧になった広島の方で、

宣伝活動に協力していただける方がいらっしゃいましたら

是非とも事務局の方へ御連絡ください。



また、私の学生時代の同志には

「平和と安全を求める被爆者の会」の方もいらっしゃいますが、

彼らも被爆二世として、この運動に協力しています。



『平和と安全を求める被爆者たちの会』


私たちは、原爆で斃れた人びとに

改めて深い哀悼の心を捧げるとともに、

鈍い動きの政府政策にもめげず、

黙々と復興に立ち向かわれる東北地方の皆様に

深い敬意を表します。
 さて、去年の震災で日本の国力は深刻な打撃を受け、

周辺の国際情勢は激しく変わりました。

ロシアでは北方領土に大統領が入り、

軍事基地の強化と中国・韓国からの投資を促しました。

彼らは「領土は返さない。戦勝の結果を受け入れよ」と

日本に迫り、海自の訓練までも妨害しています。

中国は、尖閣諸島の領海に日常的に

軍艦仕様の「漁業監視船」を侵入させ、

わが国の艦船に砲の照準を合わせて

ヘリの異常接近飛行を繰り返しています。

最近では、「奄美大島から南の島全部は

日本が奪った中国領土だ」とまで宣伝しています。

そして韓国は、竹島に新たに観光客宿泊所と新埠頭を建設し、

浅瀬には「洋上基地」を作り出しました。

ここでは戦後十数年の間に40人余の日本漁民が

韓国軍からの銃撃で命を落とし、

最長13年もの日本人不法抑留が行われました。

昨年北朝鮮は、軍事攻撃を実行し、

核攻撃を含む恫喝を一層強化しています。

日本の防衛費削減に反比例して、

周辺諸国の身勝手な行動は限りなく拡大しています。
憲法前文の「生存と安全を託す“諸国民の公正と信義”」なんて、

結局どこにも有りませんでした。  
「核廃絶」だけを唱えた「ヒロシマの平和」が、

「平和行政」が、これらの不法行為をどう抑止したのでしょう。

「平和市長会議」に加盟した中国などの海外の首長が

自国にどう働きかけたのでしょう。

そして、この行事に広島市の税金がいくら使われたのか、

絶対に検証しなければなりません。
 先月、フィリピンは中国の威圧に抗して
米国と軍事訓練を敢行し、

スプラトリー諸島の支配拡大を狙った中国監視船に対抗して

軍艦を出しました。

1ヶ月間の対峙の後、中国側は引き始めました。

この事件は安全保障を忘れた平和論の無意味さを教えています。
 広島には、原爆忌の日こそ観念的な理想論ではなく、

深い鎮魂と実効的な思考が必要です。
今年は複雑で緊迫化する東アジア情勢を冷徹に見渡し、

経済と安全保障の実務に長けた二人の論者を迎え、

きっと目から鱗の新たな指針が得られることでしょう。
 
平成24(2012)年5月7日
『平和と安全を求める被爆者たちの会』