自民党の安倍晋三元首相は今週の月曜日より、

インドにて精力的に活動中だ。

インドに到着すると先ず、斎木インド大使からの説明を受け、

20日火曜日は朝から、安全保障専門家と、
対中認識の意見交換。

ICWAにて安倍元首相は講演を行った。

安倍元首相の演説はいつもの通り、

本音が出ていて誠実なものだったとの評判でした。

国連総会への出張を控えたインドのシン首相と

昼食会における会談はたっぷり2時間。

東北大震災の支援に対するお礼と

到着直前にあったインドの大地震のお見舞い、

12月野田首相訪印について、

来年の日印国交樹立60周年などについて

意見交換を行いました。

大使公邸での夕食会では、与野党の在り方、

インド・中国国境線でのインド軍の対応、

核について等の意見交換。


翌日のインドの地元紙では

安倍元首相一行の訪印が大きく報じられました。

水曜日は国防大臣との懇談。

シン首相も前日に安倍元首相の

中国の脅威についての質問に言及されていましたが、

国境線3000キロという距離を考えると、

今回の訪印で話題の多くが、

全保障になるのは当然かもしれません。

特に今回は対中認識を共有出来たの

大変意義深いことだったようです。


本日(木曜日)からは同行の櫻井よし子先生はじめ

国家基本問題研究所の方たちとは別行動。

安倍元首相は、加藤勝信衆議院議員、衛藤晟一参議院議員と

民主党から唯一参加した若手保守派の長尾敬衆議院議員と

インド国会、現地日本企業の方々と

意見交換などを行いました。


現地に同行している島田洋一氏のブログがありますので

こちらもどうぞご覧ください。

http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2448087/