中学校社会科教科書の公民で「新しい歴史教科書をつくる会」系の

育鵬社版を選定した教科用図書八重山採択地区協議会

(会長・玉津博克石垣市教育長)の答申を受け、

石垣市教委と与那国町教委は26日、

教育委員会を開催し、同社版教科書を採択した。

27日に委員会を開く竹富町教委は育鵬社版を不採択にする方針で、

採択地区内で判断が分かれるのは確実。

玉津会長は協議会での再協議を拒否していることから、

各教委の教育委員長、または教育委員長と教育長が集まり、

同一の採択教科書について話し合うことになりそうだ。  


石垣市教育委員会は公開で行われ、

調査員の推薦がないのに選定された育鵬社版公民教科書の是非を議論した。

委員会は原則合議制だが、意見がまとまらず無記名投票を実施。

3対2で答申通り育鵬社版を採択した。

同教委で無記名投票が行われるのは初めて。 

与那国町教育委員会も公開で行われ、

委員長を含む3人の委員から異議が出ず、答申通り採択した。 

両教委が育鵬社版を採択したことで、

八重山地区の保護者や住民らは

戦前の軍国主義教育に戻るのではないか」と反発を強めている。 

同協議会は規約で各教委の判断が異なる場合

「役員会で再協議できる」と定めているが、

玉津会長は「再協議しても同じ結果になり、意味がない」として

役員会を招集しない方針。 

義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律では、

採択地区内は種目ごとに同一の教科書を採択しなければならない

そのため協議会事務局は竹富町教委の判断を待ち、

3市町教育委員長、または教育委員長と教育長が集まる

協議の場を設けることを検討している。


竹富町の慶田盛安三教育長

歴史教科書を選定・採択する過程で沖縄戦に関する記述を

「大変重視している」と答えた。
 9・29県民大会決議については

「沖縄戦の実相を教訓とすることの重要性、平和を希求することの必要性、

二度と戦争を起こさない教えなど

『日本国憲法の精神にのっとる』ことを目標とする教育に通じる」として、

歴史教科書選定に当たって9・29大会決議を

「大変重視している」とした。
 自由社と育鵬社の教科書を現場で使用することについては

日本軍の命令、強制、誘導などによって

住民が死に追いやられた沖縄戦最大の悲劇といわれている

『集団自決』の実相を正しく伝えていないなど、

こういう教科書は絶対に子どもの手に触れさせてはならない」と回答。
 八重山採択地区協議会の動きについては

「今回の採択の手法では調査員が答申した報告書が

ほごにされることも考えられる。

さらに採択委員としての責任が明確に示されないことにも

問題があると思う」と指摘した。


以上は沖縄の「琉球新報」が報じたものであり、

論調そのものが左傾化しているので

注意して読んでいただきたいものだが、

戦前の軍国主義教育に戻るのではないかと反発しているらしいが、

育鵬社の教科書のどこが軍国主義というのか?

反対派はレッテル貼りばかりで、その根拠を示さない

また、日本軍の命令、強制、誘導などによって

というが、、その『集団自決』が日本軍の命令、強制、誘導であるというのが

虚偽の証言だっということが、近年次から次へと明るみになっている。

実相を正しく伝えていないのは果たしてどちらなのだろうか?

住民が死に追いやられた沖縄戦最大の悲劇といわれている

『集団自決』の実相を正しく伝えていない