黄色い歓声とともに華やかなカーテンコールを迎えた
新国立劇場のオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」最終日! 

 舞台を現代のキャンプ場に置き換えた、
色鮮やかで、
観やすく、
エンディングに至るまでストーリーに入り込みやすいこのプロダクション。
11年前にも鑑賞させていただきましたが、
(1歳児を抱えていたあの頃より心に余裕が出来たかしら…)
今回はさらに細部まで楽しむことが出来たような気がします。
なんといっても大西宇宙さんのグリエルモ。
2カップルの一人として、
まるで海外から招聘された歌手のような声と存在感。
知らなければイタリア系歌手?とでも思っていたかも。
アリアもアンサンブルも、シリアスもコミカルも、
あらゆるシーンすべて、皆さまお見事でした。 

 この日は学校単位で高校生がたくさん来ていて、
カーテンコールでは
「きゃーっ!」とまるでライブ会場のような盛り上がりを見せていました。
「ブラーボー!」と叫ぶところまで楽しんじゃう若いエネルギー、
良いわぁ。
こんなオペラ初体験が出来たら、
また劇場に足を運びたくなるだろうな。