29歳最後の日に。
残り19時間で20代が終わります。
二十歳になったとき、ずーーっと今日の日を考えてきました。
三十歳になるその時に、こうなりたいという、自分の思い描けた、唯一の目標がある。
どういう人間に、女性になっていたいか。
29歳最後の日をどう生きてる人になるのか。
30歳は大人です。
大人になるってわからなかった。
私は到底大人になどなれないと思っていた。
胸を張って大人として生きれる人になっていたいと思っていました。
ここ数年。特にここ数ヵ月。更にここ数日。
ラストスパートは右肩のぼりにいっぱい泣いて笑って感動して。
驚くくらいの濃い、発見と成長の日々でした。
何度目かの思春期みたいだった。
ふと思うと、
あぁ、今自分はあの時思い描いていた答をちゃんと見付けたなと。自分でそう思えるんです。
私は今までの人生で自分に納得したり満足したり誇ったりできなかった。
いつも卑下していました。
足りない足りない。
ずーっと恐かった。人と話すのも。見られるのも。
幼稚な自分を見透かされるようで。
今はまだ成長途中。失敗もたくさんする。はたからみたらまだ幼稚なわたし。
でもね、 これが私の大人としてのスタート。
いいんです。
私は大人だと思ってちゃんと生きたいから。
大人ぶらないで生きたいから。
自分を誇れる人になりたい。と思ってきたの。
日々を自分で誇れる生き方をしているか。
これがこれからのテーマ。
ちゃんと、人として自分の目指す方向が明確になった、見つけたことで、怖くなくなった。
怖かったのはね、自分一人だったからです。
なんでも、楽しいのも哀しいのも自分一人だったから。
人を楽しませたいからまず自分が楽しまなきゃ!
と必死になってた。
これはね、限界がある。結果、楽しくないの。
悪くないけどちょっと違ったのね。
とっても当たり前の事だけど、中学生でも知ってることだけど、今更かよと思うかもしれないけど、とっても大事なことだから、恥ずかしさ抜きにして言うね。
自分が楽しいと思うことを人は楽しいと思わないということ。
哀しいも、嫌なことも、求めることも一緒。
全ての行動を見つめ直してみる。
相手がどうしたら楽しいと思うかを考えること。
これを考えて見付けて、相手が喜んだとき、こんなに嬉しいものなのかと思った。
人が楽しいと思うことを楽しいと思えたとき、
ヘレン・ケラーみたいにすごく衝撃を受けたの。あー探してた答えってこれかー。って。
見えてた世界がもう別物のように彩って、毎日が、生きてるだけで楽しいの。
人の幸せが私の幸せ。
そんな人になりたい。
あと、大事な人や事、好きなら好きって自分から言うこと!能動的に行動すること。
夢も人も、待ってるだけじゃ扉は開かない。
それを気付かせてくれた大事な素敵すぎる人たちが私にはいます。
大事にしたい人がいるの。
それが支え。
自分が楽しめないなら、人を楽しませたらいい。
それが自分の慶びになる。
こんな幸せになれる世紀の発見、あるでしょうか?
後れ馳せながら、私はようやく見付ける事が出来ました。
29歳最後の日。
最後に。私と関わってくれたすべての人へ
心から、ありがとう。
私は幸せです!
ありゃーなんかお嫁に行くみたいになっちゃった笑
2014.9.11 松本まりか