今回は、大分市議会令和2年第4回定例会での一般質問の録画中継をご紹介させていただきます。
大分市議会ホームページで、12月7日に行った僕の一般質問の動画が公開されています。
50分ほどの大作になっていますが、内容がハイクオリティーですので、あっという間にご視聴いただけると信じています。
着用したアベノマスクが厚手なので、マイクが拾った僕の声が平面的でイマイチなことに関しては悪しからず(笑)。
内容について、ザックリと要約していきます。
まずは学校施設建設への民間活力の導入についてです。
民間活力の導入とは、めっちゃ噛み砕いて言うと、施設のコンセプトや設計、維持・管理、さらにはその施設の活用策などについて、民間企業のアイデアやノウハウを活用することで、公共施設の機能や魅力を向上させ、しかも、これまで切り分けて発注していた業務をまとめて発注することによって建設や維持・管理にかかるコストを圧縮することができるという手口のことです。
一定規模以上の公共施設の建設に当たっては、民間活力の導入が望ましいですが、学校施設に関しては、その導入が低調です。
その理由は、学校が教育施設であり、子どもたちが長時間滞在することから、公共施設の中でも聖域化していて、プラスアルファの機能を持たせることに抵抗感があり、民間企業の儲けしろがあまりなくて、誰も得をしない構図ができあがっているからだと考えられます。
そこで、改めて学校も公共施設の一部であるという認識を持った上で、災害時の避難所やスポーツや文化の拠点施設として市民福祉の向上のためにも活用し、今後の学校施設の建設に当たっては、教育以外の要素と複合化していくことを提案しました。
随時、民間活力の導入可能性については検討するという旨の答弁がありましたが、教育委員会の積極的な姿勢は感じなかったので、実現のためにはもう一押ししていくことが必要だと考えています。
次に、子どもたちが夢と希望を持つことができるまちづくりについて質問しました。
令和元年度の大分市の調査では、将来について夢や希望を持っていると回答した中高生が60.7%で、平成25年度調査から10%低下しています。
まずは、このことが大問題であるという認識を大分市執行部と共有しようとしたのですが、答弁では話をはぐらかされた印象です。
社会の宝であり、未来をつくっていく子どもたちの問題ですので、役所の立場もわかるけど、もう少し正面から受け止めて欲しかったし、感情的な議論があっても良かったのではないかと思っています。
とうことで、この点については不満!(笑)
続いて、具体的な対応などについても議論してきました。
まずは、中高生の居場所づくりについて。
大分市では、放課後や休日の中高生の居場所づくりが進んでいません。
家庭と学校以外に、社会が第3の居場所を用意することには大きな意味があります。
この点については、今後取り組みを進めてくれそうな答弁をいただきました。
次に、学校教育における「夢の教室」事業について。
教育委員会と日本サッカー協会が協働で行うこの事業は、子どもたちが夢を持つことや、そのために努力すること、失敗に負けない心などの大切さを知るきっかけとなり得る素晴らしいものです。
事業誘致に関して一役買った僕ですが、事業実施コマ数を増やしていくことも求めました。
具体的には、事業名へのネーミングライツ導入や、企業版ふるさと納税のような手法で、民間から資金調達を行うべし!というプランです。
教育の公平性などの観点から、教育委員会は慎重な答弁でしたが、こういった議論をしていくことには非常に意味があると思いますし、動画を見ていただければ賛同していただけると思いますが、教育の分野については、公共性を担保しつつも民間から資金を集めることができるだけの社会的な価値が存在していると考えています。
ということで、この観点については、今後も要調査・研究!
ちなみに、民間から資金調達はしないっぽいですが、来年度以降「夢の教室」事業のコマ数は増やしてもらえそうです。
最後に、新たなアプローチからの施策の創出について質問しました。
既存の施策で、子どもたちが夢や希望を持つパーセンテージが減少しているわけだから、これまでとは違った新たなアプローチから施策を創出していく必要があるはずだ!というものです。
これがなかなか難しい。
この質問については、準備の段階から度々記事を書かせていただいておりますので、この記事の最後に特に必読のもののリンクを張っておきます。
地方自治の制度上の利点として、その事業が必ずしも成果を出すことができなかったとしても、そこから得られる発見や学びを蓄積し広く共有していくことで、総体としての地方自治が高い政策形成能力を実現できるというものがあります。
そこから、税金を使ってるから失敗しちゃダメだというマインドが強すぎると、行政が消極的になり、そのことによって単体としての自治体は財政的な無駄遣いを減らせるが、地方自治全体では政策形成の力が機能不全に陥り、結果としてみんなが損をする!だから、ビビッちゃうのが一番あかんのやで!ということが言えます。
このような認識を再確認することで、新たなアプローチからの施策を創出することを目指し、さらには子どもたちが夢と希望を持つことができるまちづくりにつなげていく!という作戦です。
結果としては、僕の思惑通りに認識を共有することができたと思います。
総じて、今回も非常に素晴らしい一般質問ができたと自己評価します。
みなさんにご紹介させていただくに当たり、僕も自分の質問の動画をチェックさせていただきましたが、我ながら一問一問の応答がとても優秀であることを確認しました。
他議会の質疑なども視聴したりしますが、僕の一般質問は全国の地方議会の中でも最高品質だと思われます。
誰も言ってくれないので自分で言いますが、33歳でこの品質・・・僕は、地方自治の宝と言えるでしょう。
念のために言っておきますが(笑)、これはボケではありません。
8年間、一生懸命に仕事をしてきました。
あっという間に時間は過ぎていったけど、自分の姿を見た時に、問題意識、質問の切り口、ゴールの設定、論理の展開など、これまでに得られた知識と経験が僕の身になっていることを実感できました。
恐らく、モチベーションや年齢から考えて、僕は、まだまだ成長することでしょう!(笑)
兎にも角にも、お時間のある方は、僕の一般質問の動画をご覧ください。
おまけに、素敵な名刺を作ったので、その紹介もさせてください。
みんなが笑顔になれるまちを探す地方自治の探求を、平和を求めて戦う勇者の大冒険になぞらえて、「シギカイギインクエスト」と銘打ち、勇者になってみました。
持ち前の資金力や組織力のなさをオチに使ってみましたが、政策の能力値を最大に設定しなかったことは、謙遜であり、今後の成長に期する自らへの戒めでもあります。
素敵な僕の素敵な名刺をゲットしたいという方がいらっしゃいましたら、お気軽に名刺交換をお申し付けくださいと呼びかけさせていただき、今回の記事の結びといたします。



