今回は、街頭演説300回チャレンジの途中経過について、お話をさせていただきます。

 

「変人。」に補足を加え、「大分を変える人。」というのぼり旗を掲げての街頭演説は、1月29日までに227回を実施しました。

 

 

反応は好調です。

 

「変人。」に補足を加えたことによって、車から「あ~!なるほど!」という表情を見せて笑ってくれる人や、変化を確認するためにまじまじと文字を読んでいく人が多くいます。

 

コスチュームを半袖からスーツに変え、身なりも良くなりました(笑)。

 

半袖で強烈な寒さに耐える必要がなくなったために、これまで以上にしゃべりに集中することができます。

 

 

・・・ということで、やっぱり一番大切なのは、大音量の迷惑行為の中で、みなさんに何を話すのかということです。

 

今お話していることは、新年一発目の記事で書かせていただいた内容と同じく、地方自治の可能性を知っていただくことに重心を置いています。

 

 

より充実したものへと変化してきた地方自治という制度を、最大限に活用するためには、地方自治に対する社会の認識を深めていくことが求められると思っています。

 

自治の概念を確立することで、そのまちの実情に即した多様な政策を展開し、僕たちの暮らしをより良いものへと導くことができると信じます。

 

 

こうした想いや考えを、街頭で発信し続けることは、馬鹿になりません。

 

ちょくちょくと反響があります。

 

先日、橋のたもとで持論を力説する僕に注目し、自転車から降りて僕の話をじっと聞いてくれるおばちゃんがいました。

 

そのおばちゃんは、「選挙になるとカードが配られて、そこに名前を書いた義理で投票をしてきたけど、これでいいのかなといつも思っていた。あなたのように自分の素晴らしい考えを話している政治家に出会えることを待っていた。」と僕に言ってくれました。

 

政治家は、代弁者としての性格も持っていますが、社会の課題が複雑化・多様化する中で、専従的に政治というものとかかわることができることから、より専門性を持ち、自らの考えを示していく必要性が出てきているのだと僕は考えてきました。

 

その考えから、特定の団体や地域への利益誘導の性格よりも、未来に向けたビジョンを語り、総体としてのそのまちのあり方に共感してもらう形で立脚する政治家を僕は目指してきました。

 

僕の目指す政治家像を求める人が存在することに、勇気が湧きました。

 

 

また別の日には、商業施設で熱弁をふるっていると、中学生くらいの少年が足を止め、僕の話をずっと聞いてくれていました。

 

最初は興味本位で立ち止まった様子でしたが、だんだんと真剣に僕の話を聞いてくれるような素振りになり、結局、僕の長時間街頭演説の終わりまで付き合ってくれました(笑)。

 

演説が終わって、「ずっと話を聞いてくれてありがとう。」と伝えに行くと、少年は「風邪を引かないように頑張ってください。」と言って、持っていたポッキーを1本僕にくれました。

 

僕の持てる限りの持論と、少年の貴重なおやつの、等価交換といったところでしょう。

 

 

こうした素敵な出会いが、この街頭演説300回チャレンジの日々には、ちりばめられています。

 

数がとんでもなく多いわけではないんだけど、こつこつと頑張っていると、折れそうになる心が素敵な出会いに救われます。

 

なんとなく、お天道様は僕を見てくれているのだろうと感じます(笑)。

 

アクションまで起こさなくても、僕の想いや考えを受け止めてくれている人も、そこそこにいることが期待されます。

 

 

僕は、日々の積み重ねで、一人でも多くの人と認識を共有して、その人たちと一緒に「大分を変える人。」になる。

 

そのことを改めて宣言させていただき、今回の記事の結びといたします。