3月1日に最終回を迎えたドラゴンボールDAIMA。
DAIMAでは、ドラゴンボール世界の新しい秘密が明かされた。
世界の設定が新たに追加されたと言い換えても良いだろう。
これによりドラゴンボールファンである我々はドラゴンボールWORLDに関する認識をアップデートしなければならない。
さて、今回のドラゴンボールDAIMA全20話で明らかになった新事実をまとめてみると、
①この宇宙を創ったのは大魔界の超魔人ライムスで、今でも宇宙で1番お偉い。
②耳が尖っているのは大魔界出身者。
③界王神は、グリンドの樹から生まれたグリンド人で、魔界から宇宙に派遣された監視員。
④DBで願いを複数叶えられるのは常連さんだけ。(ピラフは常連扱いの模様)
⑤DBで良い願い、白魔法(対象者にとって都合の良いこと)は、力の強い者に対しても有効。
⑥DBは願いを叶えた後、約1年石ころになるが、スキル次第で復活させることも可能。
⑦魔人(魔界の住人)の寿命は約1000年と長生き。(82歳でもまだ子供)
⑧カッチン鋼は大魔界のもの。
⑨魔人ブウを作ったのは、ビビディではなく、大魔女マーバ。
⑩ベジータはおっぱい好きで、ブルマと一緒に風呂に入りたくて、超サイヤ人3になれる。
⑪ピッコロはナメック語を忘れている。(神様と合体した後は色々記憶障害が・・・)
⑫悟空はブウ編後特訓して、超サイヤ人4になれるように。
⑬ブウ編でベジットの合体が解けたのはやっぱり魔人ブウの体内の不思議なガスのせい。
と、わずか20話のわりに、沢山の新設定が放り込まれていて、本当に驚いた。
一方で、自分の中で消化できないこともあった。それは、超に繋げる上で矛盾となり得る要素である。
ドラゴンボールの時系列としては、原作→DAIMA→超と続くはず。ところがDAIMAが後に作られて、盛り上がりや見栄えを意識したためなのか、一見すると超に繋がらなさそうな要素が出てきてしまったのである。
そんな都合が悪そうなことは、次の3つ。
①界王神とキビトがブウの体内の不思議なガスで合体状態から分離した。
②この宇宙を創ったライムスは、今でも宇宙で1番お偉い方。
③悟空は超サイヤ人4になれて、ベジータは超サイヤ人3になれる。
DAIMAと超を対比すると次のようになる。
(ドラゴンボールDAIMAと超のパラレルワールド疑惑)

DAIMAと超の間を「何か」で補わないと、この2作品を繋げることは難しい。
「DAIMAと超はパラレル」と言うのは簡単である。
だが、公式からこの2つがパラレルだという正式なアナウンスはない。
それも当然。なぜなら
本編と全く切り離してしまうと、価値が下がるからだ。
別物だとどうでもよくなって熱が冷めてしまう人達が少なからずいる。
本編と繋がっているからこそ、価値は高まるのだ。
だからこそ、2つのシリーズを1つの世界線にきちっと繋げたい。
そして、このつじつま合わせは、鳥山先生が亡くなってしまった今、もはや私にしか出来ないのかもしれない。
というわけで、
ドラゴンボールDAIMAと超を繋げるPROJECT始動である。
まず、ドラゴンボールの各シリーズについて
人造人間編に出てきた並行世界、世界線の概念を使って関係性を表わす。
だいたい次のような図になる。

沢山のシリーズがあるが、大きく2つの世界線に分かれる。
(上)原作からGTに繋がる世界線と、
(下)原作からDAIMA、超に繋がる世界線である。
超と原作最終話付近(ブウを倒して10年後)は「悟空とブルマが5年間会っていない」という会話によって同じ世界線に繋げるのは難しい。
だから、原作最終話付近とGTは「未来トランクスが19号20号と口走った原作世界」と繋げて、
超は「未来トランクスが17号18号の特徴を説明する原作世界」と繋げている。
原作で描かれた本編が実は2つの世界線に分かれていると、大胆に考えることとした。
こうすれば、超も原作最終話付近との細かい整合に縛られることなく、自由な発想で作り続けても良いことになるだろう。
(そもそもGTは作者の関与が薄いため、この中に無理に組み込まなくても良かったのだが、最終話付近にうまく繋がるのは超よりもGTの方だったので入れてみた)
では、さっそくDAIMAと超、2つの世界を接続していこう。
そのために、先ほど述べた3つの難関を突破していく。
第1の関門
①界王神とキビトがブウの体内の不思議なガスで合体状態から分離した。
超では、界王神とキビトが合体した状態から始まっていたので、DAIMAで分離した後、再び2人が合体しなければ、超に繋がらない。
そして、超では合体状態からわざわざナメック星のDBを使って2人に分離してるから、なぜブウ体内のお手軽に分離できる方を使わなかったかという疑問もある。
さらに超では、ベジットの合体解除は時間制限によるもので、ブウの体内ガスのせいではなかったと界王神の認識が改められており、DAIMAでそれを有効活用していた事実とズレる。
とりあえず、1つずつ解決していこう。
DAIMAにおいて、界王神とキビトが分離した理由は、大魔界がグリンド人の故郷で姉弟とかもいるし、合体前の状態の方が都合が良かったから…というメタな話は置いておいて、
界王神曰く「キビトはおじさんですからね」
というセリフにより、分離の理由は大したものではなかったことがわかる。
だから、また合体するとしても、同様に大した理由である必要もない。
特にキビトは瞬間移動や体力回復など様々な能力を持っていて、界王神単体よりも有能で便利だったことは間違いない。
ゆえに分離して、そこに不便さを感じたために、また合体したくなったと考えてもおかしくない。
あるいは、大魔界で、界王神は姉アリンスに「相変わらず小さいんだね」
と言われて、実は内心ショックで
身長を伸ばすためにキビトと再び合体したという可能性もある。
界王神がまだこれから成長して身長が伸びる可能性は、弟デゲスよりも低いことから、ないと考えるべきだろう。
ということで、以上の理由から、1回分離したものの、再度合体したのだと思われる。
では、なぜ超で再度分離するのにわざわざナメック星のドラゴンボールを使ったのだろうか?
という疑問がある。
もう一度ブウの体内を使って分離しなかったのか?そっちの方がお手軽そうだが。
もしかしたら、分離したいときに、ちょうどブウが長期休眠状態に入っていたか、
あるいは、長期間合体していたことにより、ブウの体内の不思議なガスによる耐性もついていたかして、ブウのガスによる分離はもう出来なかったのではないか。
という理由が考えられる。
超で再び分離した理由は、やはり大した理由はなく、やっぱりキビトがおじさんだったからだろう。
最後に、ポタラの解除方法についての界王神の認識だが、合体が解ける方法自体は時間制限(界王神以外)によるものとブウの体内ガスを使ってによるものと2つあることに間違いはない。
問題は超でポタラの解除は時間制限だとゴワスに思い込まされてしまったことだが、この頃には自分達もブウ体内のガスでは分離できず、既にガスによる解除が信用できなくなっており、もう一つの時間制限による方法だと早合点、思い込んでしまったということだと考えられる。
第2の関門
②この宇宙を創ったライムスは、今でも宇宙で1番お偉い方。
全王とライムス、1番エライのが2人もいるのはおかしな話、両雄並び立たずである。
DAIMAで登場した謎の存在、超魔人ライムスは
全王と風貌が似ているので、親子か兄弟の類いなのではないかと推察できる。
ライムスは、界王神によると、宇宙をいくつも創って今でも宇宙で1番お偉い方とのことで、
グリンド人の中から何人かを選び宇宙の監視員として各宇宙に界王神として派遣した人物だということ。(その前にライムスに宇宙創造を命じた大魔王はもっと偉かったのかもしれんけど)
一方、超の全王は、ビルスによると、12の宇宙の全ての頂点に立たれるお方とのこと。
しかも、界王神は全王初登場時、「誰です?あの微妙にイラッとする顔した子は」と発言し、全王の顔を知らない感じだった。
これらの状況を矛盾なく考えると、
全王とライムスは同一人物で、
ランチさんのような二重人格ではないかと推測される。
全王↔ライムスがどんなきっかけで人格と姿が入れ替わるのかは分からない。
ただ、界王神が全王の顔を知らなかったのは、ライムスの姿でしか会ったことがなかったから。
全王の姿となってる間に、界王神はライムスにも全王にも会う機会がなかった。そのため実は同一人物だということも知らなかった。
と考えれば、矛盾はないだろう。
超では、残念ながら全王形態になってしまっていて、他の界王神や破壊神達は皆ライムス形態に戻るのを待っているのかもしれない。
第3の関門
③悟空は超サイヤ人4になれて、ベジータは超サイヤ人3になれる。
DAIMAで悟空は特訓して、上手くいくかどうか自信なかったけど超4に変身できたとのこと。
それからビルス登場まで数年経っていたのだから、当然超サイヤ人4には自由に変身できていたはずである。
つまり、悟空は超サイヤ人4になれるのに、ビルス相手に超サイヤ人3で闘いを挑んでいたことになる。
なぜか? これは簡単。
舐めプである。
サイヤ人得意の舐めプ。
我々はこの舐めプを何度も見てきた。
しかし、これに対して、何を言っているんだ。
「最強の超サイヤ人3だーっ」って悟空は最強って言っていたぞ。
最強は超サイヤ人4に使うべきだろう。と反論するかもしれない。
だから、超サイヤ人4は、正確には
奥の手(最後の切り札)として隠していたということになる。
悟空は、舐めプもするが、切り札は最後まで取っておく。
しょっぱなから手の内全部は見せない。
マジュニア戦の舞空術しかり、ベジータ戦やフリーザ戦の元気玉しかり、破壊王子戦の超サイヤ人3しかり。
だが、実際のところ、ビルスは次元が違いすぎて、
ビルスの前では超サイヤ人3も4も大して変わらないほどで、
4になる暇もなくKOされ、ゴッドの登場になったというわけだ。
では、ベジータはどうだったのだろうか。
なぜ、ビルス相手に、超サイヤ人3、いや、ウルトラベジータ1号にならなかったのだろうか。
これも答えは簡単である。
超サイヤ人3、4は、結局は、悟空の後追い変身にすぎないので、
ベジータは、ウルトラベジータ1号から2号へオリジナルの変身を突き詰めた。
その結果、辿り着いたのが、ビルスにブルマを殴られたときに、
「俺のブルマをーっ!!」
と怒り、見た目が超サイヤ人2のあの形態だったのである。
だが、実際の強さは悟空を超えたと評されていたので、当然超サイヤ人3の悟空よりも強く、超サイヤ人4の悟空よりも強かったということなのだろう。
まさに、ウルトラベジータ2号というべき変身だったのだ。
というわけで、以上3つの矛盾要素の解消について考察した。まとめるとこんな感じになる。
(DAIMAと超を同じ時間軸とするため矛盾解消)

どうだろうか。明かされてない部分は推測で補ったが、これで矛盾は解消されたのではないだろうか。
最後にもう一つ、これは、DAIMAと超の接続とは直接関係ないが、
GTに繋がる世界線では、
DAIMAのようにゴマー達は地球に来なかったのだろうか?
という疑問を考察しておく。
そもそもゴマーが地球にやって来たのは、
アリンスが悟空達が大魔界に乗り込んでくるかもしれないと、ゴマー達を脅したからである。
それがなければ、ゴマー達は地球に来なかった。
だから、GT世界線ではアリンスがそういう脅しをしなかったってことなのだろう。なんでかは分からないが。
あるいは、ゴマーと一緒に地球に行ったネバが、
この世界線の悟空達ではジャイアントゴマーには勝てないと予知して、DBを集めて復活させるというチート技を使わなかった。その結果、ゴマーは願いをかなえることができず魔界に帰ることになり、何も起こらなかったのかもしれない。
さて、そういうわけで、
ドラゴンボールDAIMAとドラゴンボール超の世界を、同じ時系列に繋げ、同一の世界線にすることができました。
でもこんな説明で、納得しない人もいるでしょう。
そういう人はパラレルと一言で片づけるのも一つの選択だと思います。
頭カラッポの方が~夢つめこめる~。
けども、何も考えず、詰め込んでしまうと、つじつま合わせが大変になるという。
今回、「DAIMAと超の世界を繋げるPROJECT『その1』」としていますが、
DAIMAの開発は、実は6年前から行われていたらしく、
これからも鳥山先生が生前創った新設定が出てくるかもしれません。
それこそ、新シリーズや、映画新作に期待したいところです。
だから、今回のは、今出てきている情報をもとにした、あくまで暫定版ということで、その1としております。
また、今後新たな要素が来たら、「その2」に更新したいと思います。
では、バイちゃ!