その9 治るとはどういうことか。
怪我からの復活~スポーツ医学革命~その9 治るとはどういうことか。
怪我をすると骨や靭帯や筋肉などの組織が損傷します。
それらは正しい治療によってあなたの体は損傷した組織を修復しようとします。
しかしその修復は元の体に戻すということではありません。
簡単に言えば破れた布を縫い合わせたようなものです。
痛みが取れると治ったと思うでしょうが、元に戻るということでは決してないのです。
基本的には組織の治癒の程度と痛みの程度はイコールなので、痛みを目安に治癒の程度を感じてもらえばいいのですがそうでない場合もあります。
痛みさえ取れればと鎮痛目的の治療だけに走るのは返って症状を悪化させる可能性があります。
そして組織の修復後では動作の運動パターンも変化します。
同じ動作をしているつもりでも使う筋肉やその筋肉の収縮パターンが変化し、これは無意識に起こるため自分では分かりません。
痛みが取れて組織が修復した後もこの変化した運動パターンを修正しなければ治ったとは言えないでしょう。
これは自分では出来ないですから理学療法士や治療家にリハビリを診てもらう必要があります。
治るということは、痛みが取れるだけでは無く以前と同じような動作ができる新しい体になるということです。
怪我をすると骨や靭帯や筋肉などの組織が損傷します。
それらは正しい治療によってあなたの体は損傷した組織を修復しようとします。
しかしその修復は元の体に戻すということではありません。
簡単に言えば破れた布を縫い合わせたようなものです。
痛みが取れると治ったと思うでしょうが、元に戻るということでは決してないのです。
基本的には組織の治癒の程度と痛みの程度はイコールなので、痛みを目安に治癒の程度を感じてもらえばいいのですがそうでない場合もあります。
痛みさえ取れればと鎮痛目的の治療だけに走るのは返って症状を悪化させる可能性があります。
そして組織の修復後では動作の運動パターンも変化します。
同じ動作をしているつもりでも使う筋肉やその筋肉の収縮パターンが変化し、これは無意識に起こるため自分では分かりません。
痛みが取れて組織が修復した後もこの変化した運動パターンを修正しなければ治ったとは言えないでしょう。
これは自分では出来ないですから理学療法士や治療家にリハビリを診てもらう必要があります。
治るということは、痛みが取れるだけでは無く以前と同じような動作ができる新しい体になるということです。
その8 トレーニング法の選択
怪我からの復活~スポーツ医学革命~ その8 トレーニング方法の選択
本屋さんに行けばたくさんのトレーニングに関する本があり、またトレーナーによってもトレーニングの方法は様々です。
アスリートであるあなたは何が良いトレーニングなのか迷っているかもしれません。
メディカルリハではあなたの怪我の種類、症状、回復段階によってトレーニング法は変わります。
これはあなたが選択できる分野ではないかもしれませんが予備知識として知っておいた方が良いかもしれません。
病院や治療院で行われるメディカルリハには主に以下のような訓練があり、一般の人が解りやすい言葉で簡単に説明します。
関節可動域訓練 拘縮を起こした関節の可動域を正常まで広げる訓練。
筋力増強訓練 筋力低下を起こした筋力を正常値まで回復させる訓練。いわゆる筋トレ。
水中トレーニング 水中の浮力や抵抗を利用したトレーニング。
PNF 神経の伝達と筋肉の収縮を協調させる訓練。
DYJOC ダイナミックジョイントコントロールシステム。筋力と重心制御の訓練。
認知運動療法 運動を制御する脳の再教育訓練。
この他に物理療法を含めいくつかあります。
アスレチックリハになるとトレーニング方法は医学的トレーニングからスポーツ科学に基づいたトレーニングなど多種多様あります。
しかし、あくまで怪我からのリハビリテーションですから医学的トレーニングを基本に行うべきでしょう。
アスレチックリハはメディカルリハよりも運動強度が高いため、一歩間違うと怪我の症状が悪化することがあります。
症状の経過を観察できる医学的知識が必須なのは言うまでもありません。
テレビや雑誌で注目されているトレーニングをこの時期にむやみにやらないでください。
トレーニング方法は怪我の種類と症状によって処方されるものであり、まずトレーニング法ありきでは絶対ありません。
本屋さんに行けばたくさんのトレーニングに関する本があり、またトレーナーによってもトレーニングの方法は様々です。
アスリートであるあなたは何が良いトレーニングなのか迷っているかもしれません。
メディカルリハではあなたの怪我の種類、症状、回復段階によってトレーニング法は変わります。
これはあなたが選択できる分野ではないかもしれませんが予備知識として知っておいた方が良いかもしれません。
病院や治療院で行われるメディカルリハには主に以下のような訓練があり、一般の人が解りやすい言葉で簡単に説明します。
関節可動域訓練 拘縮を起こした関節の可動域を正常まで広げる訓練。
筋力増強訓練 筋力低下を起こした筋力を正常値まで回復させる訓練。いわゆる筋トレ。
水中トレーニング 水中の浮力や抵抗を利用したトレーニング。
PNF 神経の伝達と筋肉の収縮を協調させる訓練。
DYJOC ダイナミックジョイントコントロールシステム。筋力と重心制御の訓練。
認知運動療法 運動を制御する脳の再教育訓練。
この他に物理療法を含めいくつかあります。
アスレチックリハになるとトレーニング方法は医学的トレーニングからスポーツ科学に基づいたトレーニングなど多種多様あります。
しかし、あくまで怪我からのリハビリテーションですから医学的トレーニングを基本に行うべきでしょう。
アスレチックリハはメディカルリハよりも運動強度が高いため、一歩間違うと怪我の症状が悪化することがあります。
症状の経過を観察できる医学的知識が必須なのは言うまでもありません。
テレビや雑誌で注目されているトレーニングをこの時期にむやみにやらないでください。
トレーニング方法は怪我の種類と症状によって処方されるものであり、まずトレーニング法ありきでは絶対ありません。
その7 アスレチックリハビリテーションとは?
怪我からの復活~スポーツ医学革命~その7 アスレチックリハビリテーションとは?
日常生活ができるまでのリハビリテーションがメディカルリハであり、その後競技復帰できるまでのリハビリテーションがアスレチックリハです。
例えばサッカー選手の足首の骨折では、痛みなく歩けるまでがメディカルリハで、痛みなく正確なシュートが打てるまでがアスレチックリハです。
怪我の受傷前と受傷後では筋肉の収縮パターンや動作のパターンが変化します。
同じ動作でも使う筋肉が代わったりします。
メディカルリハにおいて理学療法士はこういった受傷後の変化を機能訓練で正常に近い状態に戻していきます。
こういった動作の変化を修正しなくても日常生活ができるまでに回復するのであれば動作を修正しないでおくこともあります。
メディカルリハを終えてもまだ競技復帰できる状態にはありません。
アスレチックリハの目的は競技復帰ですが、理学療法士並みに医学的知識や動作分析の能力がないと十分なアスレチックリハはできません。
筋力が回復しても動作が回復するとは限らないのです。
コンディショニングトレーナーでは十分なアスレチックリハはできないと思います。
アスレチックリハには十分な医学的知識とその競技に関する知識の両方が必要です。
あなたがどのレベルで復帰できるかはアスレチックリハ次第と言っても過言ではありません。
ですからアスレチックリハに熟知している治療院やトレーナーを必要となります。
日常生活ができるまでのリハビリテーションがメディカルリハであり、その後競技復帰できるまでのリハビリテーションがアスレチックリハです。
例えばサッカー選手の足首の骨折では、痛みなく歩けるまでがメディカルリハで、痛みなく正確なシュートが打てるまでがアスレチックリハです。
怪我の受傷前と受傷後では筋肉の収縮パターンや動作のパターンが変化します。
同じ動作でも使う筋肉が代わったりします。
メディカルリハにおいて理学療法士はこういった受傷後の変化を機能訓練で正常に近い状態に戻していきます。
こういった動作の変化を修正しなくても日常生活ができるまでに回復するのであれば動作を修正しないでおくこともあります。
メディカルリハを終えてもまだ競技復帰できる状態にはありません。
アスレチックリハの目的は競技復帰ですが、理学療法士並みに医学的知識や動作分析の能力がないと十分なアスレチックリハはできません。
筋力が回復しても動作が回復するとは限らないのです。
コンディショニングトレーナーでは十分なアスレチックリハはできないと思います。
アスレチックリハには十分な医学的知識とその競技に関する知識の両方が必要です。
あなたがどのレベルで復帰できるかはアスレチックリハ次第と言っても過言ではありません。
ですからアスレチックリハに熟知している治療院やトレーナーを必要となります。
その6 トレーニング計画
怪我からの復活~スポーツ医学革命~その6 トレーニング計画
試合も含めた怪我の受傷後のトレーニング計画は重要なテーマです。
怪我をしてもチームのために無理して頑張るという美徳が日本のスポーツ社会にはあります。
アスリートであるあなたはもとより、コーチや監督も日本ではそういう傾向にあります。
否定はしませんがあなたのアスリート人生が終わるかもしれないという覚悟を持ってください。
引退も近いベテラン選手であれば理解できますが、ジュニアの選手に無理をさせる指導者が多くいるのが理解できません。
もしあなたが受傷後の競技復帰を考えているのであれば慎重にトレーニング計画を練ってください。
今ここで無理をしないと代表から外される、スタメンから外されるという心配を持つのがアスリートの心情ですが、
今試合を休んでリハビリを頑張れば今よりも強くなって復帰できると説得するのがトレーナーや治療家の役目なのです。
試合も含めた怪我の受傷後のトレーニング計画は重要なテーマです。
怪我をしてもチームのために無理して頑張るという美徳が日本のスポーツ社会にはあります。
アスリートであるあなたはもとより、コーチや監督も日本ではそういう傾向にあります。
否定はしませんがあなたのアスリート人生が終わるかもしれないという覚悟を持ってください。
引退も近いベテラン選手であれば理解できますが、ジュニアの選手に無理をさせる指導者が多くいるのが理解できません。
もしあなたが受傷後の競技復帰を考えているのであれば慎重にトレーニング計画を練ってください。
今ここで無理をしないと代表から外される、スタメンから外されるという心配を持つのがアスリートの心情ですが、
今試合を休んでリハビリを頑張れば今よりも強くなって復帰できると説得するのがトレーナーや治療家の役目なのです。
その5 病院と治療院をどう使い分けるか?
怪我からの復活~スポーツ医学革命~ その5 病院と治療院をどう使い分けるか?
前回までの記事で病院と治療院の違いを大まかに分かっていただけたと思います。
ではどのように病院と治療院を使い分ければ良いかをお話します。
まず怪我の受傷から競技復帰の過程は次のようになります。
診断→治療→メディカルリハビリテーション→アスレチックリハビリテーション→競技復帰。
どの過程でどこに通うかは怪我の種類や程度と病院や治療院の得意分野によります。
受傷から診断まで
あなたの怪我が意識障害や大きな出血をともなう程の重症であればまず病院に行ってください。
頭部や腹部に損傷がある場合もまずは病院が最優先です。
あなたの怪我が四肢の骨折、脱臼、打撲、捻挫、肉離れが疑われる場合は接骨院でも結構です。
しかし外傷専門で信頼できる接骨院に限ります。
診断から治療まで
受傷後すぐ病院に行って診断→即入院となってしまった場合はそのまま医師の指示に従ってください。
それ以外の場合は診察後に診断結果を聞かされます。
数日後に再検査という場合もよくあります。
そして診断が確定次第治療法の説明を受けます。
さてここからが重要です。
医師によって診断が異なることがよくあるということです。
ですからセカンドオピニオン、サードオピニオンを必ず聞いてください。
ここが運命の分かれ道です。
レントゲンフィルムやMRIを持って他の病院や接骨院を受診してください。
あなたがアスリートとして復帰できるかを確認してください。
そしてあなたが一番納得できるところで治療を受ければよいのです。
手術と言われたら
怪我によっては手術した方が良い場合と手術しなくても良い場合があります。
しかし手術には失敗のリスクがあり一度切ってしまったものは元には戻らないということは知っておいてください。
手術を勧められた場合はセカンドオピニオン、サードオピニオンを必ず聞いてください。
後になって手術をしたけどダメだった、手術をしたからダメになったとなるケースは結構多いのです。
治療からメディカルリハビリテーションまで
メディカルリハビリテーションではあなたの怪我が日常生活ができるまでの機能回復訓練を行い、これは理学療法士が担当します。
理学療法士がいない病院やリハビリが充実していない病院は避けた方が良いでしょう。
接骨院などの治療院に通う場合でもリハビリが充実しているところを選んでください。
電気治療やマッサージだけしかしていないところではなく、しっかり機能回復訓練をしている病院や接骨院に行きましょう。
メディカルリハビリテーションからアスレチックリハビリテーションまで
あなたの怪我が日常生活ができるまで回復した段階ではまだ競技復帰は無理でしょう。
その後の競技復帰までのリハビリテーションがアスレチックリハビリテーションです。
病院では一部のスポーツ整形を除いてはメディカルリハビリテーションまでで治療は終了です。
アスレチックリハビリテーションをしっかりしないと痛みをこらえながら競技する状態になり、怪我の再発が起こり易くなります。
あなたのチームに優秀なトレーナーがいればアスレチックリハをしてくれると思いますが、あなたの治療に十分な時間を割いてくれるトレーナーがいる環境は少ないかもしれません。
アスレチックトレーナーという国家資格が無いせいか、トレーナーの能力の差は大きいのが現状です。
あなたのチームに優秀なトレーナーがいない場合は別で探すしかありません。
この場合はアスレチックリハに詳しい治療院を探してください。
間違っても自分で鍛えれば治ると無理な筋トレをするのは止めた方が良いでしょう。
前回までの記事で病院と治療院の違いを大まかに分かっていただけたと思います。
ではどのように病院と治療院を使い分ければ良いかをお話します。
まず怪我の受傷から競技復帰の過程は次のようになります。
診断→治療→メディカルリハビリテーション→アスレチックリハビリテーション→競技復帰。
どの過程でどこに通うかは怪我の種類や程度と病院や治療院の得意分野によります。
受傷から診断まで
あなたの怪我が意識障害や大きな出血をともなう程の重症であればまず病院に行ってください。
頭部や腹部に損傷がある場合もまずは病院が最優先です。
あなたの怪我が四肢の骨折、脱臼、打撲、捻挫、肉離れが疑われる場合は接骨院でも結構です。
しかし外傷専門で信頼できる接骨院に限ります。
診断から治療まで
受傷後すぐ病院に行って診断→即入院となってしまった場合はそのまま医師の指示に従ってください。
それ以外の場合は診察後に診断結果を聞かされます。
数日後に再検査という場合もよくあります。
そして診断が確定次第治療法の説明を受けます。
さてここからが重要です。
医師によって診断が異なることがよくあるということです。
ですからセカンドオピニオン、サードオピニオンを必ず聞いてください。
ここが運命の分かれ道です。
レントゲンフィルムやMRIを持って他の病院や接骨院を受診してください。
あなたがアスリートとして復帰できるかを確認してください。
そしてあなたが一番納得できるところで治療を受ければよいのです。
手術と言われたら
怪我によっては手術した方が良い場合と手術しなくても良い場合があります。
しかし手術には失敗のリスクがあり一度切ってしまったものは元には戻らないということは知っておいてください。
手術を勧められた場合はセカンドオピニオン、サードオピニオンを必ず聞いてください。
後になって手術をしたけどダメだった、手術をしたからダメになったとなるケースは結構多いのです。
治療からメディカルリハビリテーションまで
メディカルリハビリテーションではあなたの怪我が日常生活ができるまでの機能回復訓練を行い、これは理学療法士が担当します。
理学療法士がいない病院やリハビリが充実していない病院は避けた方が良いでしょう。
接骨院などの治療院に通う場合でもリハビリが充実しているところを選んでください。
電気治療やマッサージだけしかしていないところではなく、しっかり機能回復訓練をしている病院や接骨院に行きましょう。
メディカルリハビリテーションからアスレチックリハビリテーションまで
あなたの怪我が日常生活ができるまで回復した段階ではまだ競技復帰は無理でしょう。
その後の競技復帰までのリハビリテーションがアスレチックリハビリテーションです。
病院では一部のスポーツ整形を除いてはメディカルリハビリテーションまでで治療は終了です。
アスレチックリハビリテーションをしっかりしないと痛みをこらえながら競技する状態になり、怪我の再発が起こり易くなります。
あなたのチームに優秀なトレーナーがいればアスレチックリハをしてくれると思いますが、あなたの治療に十分な時間を割いてくれるトレーナーがいる環境は少ないかもしれません。
アスレチックトレーナーという国家資格が無いせいか、トレーナーの能力の差は大きいのが現状です。
あなたのチームに優秀なトレーナーがいない場合は別で探すしかありません。
この場合はアスレチックリハに詳しい治療院を探してください。
間違っても自分で鍛えれば治ると無理な筋トレをするのは止めた方が良いでしょう。
その4 治療院とは?
怪我からの復活~スポーツ医学革命~その4 治療院とは?
治療院とは病院や診療所以外の治療を受けられる施設であり、接骨院、整骨院、鍼灸院、マッサージ院、整体院などがあります。
接骨院、整骨院は柔道整復師、鍼灸院は鍼灸師、マッサージ院であればあんま・指圧・マッサージ師の国家資格を持っています。
それ以外の国家資格はありません。
整体院は民間の資格か資格無しで経営されています。
接骨院と整骨院は名前は違いますが同じで、骨折、脱臼、打撲、捻挫、肉離れ等の外傷が専門です。
西洋医学が日本にやってくる以前からこういった外傷を手術無しで治療してきた歴史的経緯があります。
今ではこういった外傷を治療できる柔道整復師が少なくなってきましたが、手術療法に対するアンチテーゼとして残していきたいので僕はがんばっています。
鍼灸師は鍼(ハリ)や灸を用いて治療を行い、対象は内臓疾患から運動器やホルモンまで広いですが新鮮外傷は基本的に扱いません。
しかしスポーツの現場で応急の痛み止めとして鍼治療を行う場合もあるようです。
マッサージ院はその名の通りマッサージを受ける治療院ですが新鮮外傷は扱いません。
整体院はその他もろもろありすぎてここには書ききれない程いろいろあります。
さて何が良くて何が良くないのかわかりませんね?
とりあえず治療院には格差が大きくあります。
病院は良し悪しはあっても平均的に優良なのですが、治療院は良いところは非常に良いですが、悪いところは最悪です。
3か月位勉強しただけで開院しているところや宗教染みた怪しいところまでたくさんあります。
とりあえず、○○が治ると謳ってあるところは止めた方がよいです。
治るとは誰でも100%治ると誤解を与える表現なので本来使ってはいけないのです。
スポーツ選手として満足のいくまともな治療を受けられる治療院は1割未満でしょう。
しかし、その1割未満のところの中にはどの病院でも治らなかったものを治してくれるところもあります。
こういった治療院を探すのは難しいですが、そういうところは評判が良いはずですし怪我の患者も多いです。
ちょっと多いくらいではありません。
リラクゼーションで評判が良くても怪我は治らないので患者層をしっかり見極める必要があります。
参考になりましたでしょうか?
治療院とは病院や診療所以外の治療を受けられる施設であり、接骨院、整骨院、鍼灸院、マッサージ院、整体院などがあります。
接骨院、整骨院は柔道整復師、鍼灸院は鍼灸師、マッサージ院であればあんま・指圧・マッサージ師の国家資格を持っています。
それ以外の国家資格はありません。
整体院は民間の資格か資格無しで経営されています。
接骨院と整骨院は名前は違いますが同じで、骨折、脱臼、打撲、捻挫、肉離れ等の外傷が専門です。
西洋医学が日本にやってくる以前からこういった外傷を手術無しで治療してきた歴史的経緯があります。
今ではこういった外傷を治療できる柔道整復師が少なくなってきましたが、手術療法に対するアンチテーゼとして残していきたいので僕はがんばっています。
鍼灸師は鍼(ハリ)や灸を用いて治療を行い、対象は内臓疾患から運動器やホルモンまで広いですが新鮮外傷は基本的に扱いません。
しかしスポーツの現場で応急の痛み止めとして鍼治療を行う場合もあるようです。
マッサージ院はその名の通りマッサージを受ける治療院ですが新鮮外傷は扱いません。
整体院はその他もろもろありすぎてここには書ききれない程いろいろあります。
さて何が良くて何が良くないのかわかりませんね?
とりあえず治療院には格差が大きくあります。
病院は良し悪しはあっても平均的に優良なのですが、治療院は良いところは非常に良いですが、悪いところは最悪です。
3か月位勉強しただけで開院しているところや宗教染みた怪しいところまでたくさんあります。
とりあえず、○○が治ると謳ってあるところは止めた方がよいです。
治るとは誰でも100%治ると誤解を与える表現なので本来使ってはいけないのです。
スポーツ選手として満足のいくまともな治療を受けられる治療院は1割未満でしょう。
しかし、その1割未満のところの中にはどの病院でも治らなかったものを治してくれるところもあります。
こういった治療院を探すのは難しいですが、そういうところは評判が良いはずですし怪我の患者も多いです。
ちょっと多いくらいではありません。
リラクゼーションで評判が良くても怪我は治らないので患者層をしっかり見極める必要があります。
参考になりましたでしょうか?
その3 病院とは?
怪我からの復活~スポーツ医学革命 その3 病院とは?
あなたが怪我をして行くところは病院や接骨院、または各種治療院など様々だと思いますが、
そもそも病院ではどういった治療を受けられるかをお話しましょう。
簡単に言えば医師が診察、治療するところが病院や診療所です。
病院は我が国では医療の中心を担っており、国民の生命を守るために無くてはならない機関です。
感染病や事故など命に関わるような病気や怪我から人々を守るのが医師の第一の使命です。
ですからスポーツ活動時の怪我でも命に関わるような怪我の場合は救急車に乗って病院へ行ってください。
国民皆保険の日本ではひとりひとり平等に同じ治療が受けられます。
アメリカでは医者や病院によって治療に格差があり、お金さえ払えばより良い治療が受けられます。
日本ではプロスポーツ選手でも一般の人でも同じ治療費で同じような治療を受けるのが基本です。
より良い治療を求めて日本の選手がアメリカで手術を受けたりするのはこの医療制度の違いが理由なのです。
ですから日本ではあなたがスポーツ選手であっても特別扱いは出来ないのです。
病院の役割は患者の命を救い、日常生活ができて社会復帰できるまでの治療が中心であり、
あなたが競技に復帰して活躍できるまで治療しなければいけないという責任はありません。
ですから日常生活ができるまでのリハビリは期待できますが、その後競技に復帰するまでの
アスレチックリハビリテーションは独自でやるか、チームのトレーナーなどにしてもらう必要があります。
西洋医学は救急救命に強く、治療としては手術や薬物療法を好む傾向にあります。
一方命に危険のない病気や怪我については弱いかもしれません。
スポーツ外傷を専門とするスポーツ整形なども少なからずありますから、病院を選ぶ際には参考にした方がよいでしょう。
また病院によっては医師の治療が良くてもリハビリがいまいちであったり、逆の場合があったりすることがあります。
治療とリハビリが共に良い病院を探しましょう。
あなたが怪我をして行くところは病院や接骨院、または各種治療院など様々だと思いますが、
そもそも病院ではどういった治療を受けられるかをお話しましょう。
簡単に言えば医師が診察、治療するところが病院や診療所です。
病院は我が国では医療の中心を担っており、国民の生命を守るために無くてはならない機関です。
感染病や事故など命に関わるような病気や怪我から人々を守るのが医師の第一の使命です。
ですからスポーツ活動時の怪我でも命に関わるような怪我の場合は救急車に乗って病院へ行ってください。
国民皆保険の日本ではひとりひとり平等に同じ治療が受けられます。
アメリカでは医者や病院によって治療に格差があり、お金さえ払えばより良い治療が受けられます。
日本ではプロスポーツ選手でも一般の人でも同じ治療費で同じような治療を受けるのが基本です。
より良い治療を求めて日本の選手がアメリカで手術を受けたりするのはこの医療制度の違いが理由なのです。
ですから日本ではあなたがスポーツ選手であっても特別扱いは出来ないのです。
病院の役割は患者の命を救い、日常生活ができて社会復帰できるまでの治療が中心であり、
あなたが競技に復帰して活躍できるまで治療しなければいけないという責任はありません。
ですから日常生活ができるまでのリハビリは期待できますが、その後競技に復帰するまでの
アスレチックリハビリテーションは独自でやるか、チームのトレーナーなどにしてもらう必要があります。
西洋医学は救急救命に強く、治療としては手術や薬物療法を好む傾向にあります。
一方命に危険のない病気や怪我については弱いかもしれません。
スポーツ外傷を専門とするスポーツ整形なども少なからずありますから、病院を選ぶ際には参考にした方がよいでしょう。
また病院によっては医師の治療が良くてもリハビリがいまいちであったり、逆の場合があったりすることがあります。
治療とリハビリが共に良い病院を探しましょう。
その2 病院・治療院探しのヒント
怪我からの復活~スポーツ医学革命 その2 病院・治療院探しのヒント
どこの病院や治療院で治療を受けるかによってあなたの怪我の運命は80%決まると言っても過言ではないでしょう。
怪我をしてから良い病院を探すのは遅いかもしれません。
何故なら怪我をした直後というのは冷静な判断がなかなかできないからです。
どこでもいいから病院に連れてってくれ!
この痛みが取れるなら手術でも何でもしてください!
患者の心理状態とはこういうものです。
セカンドオピニオンを聞く余裕もないのが殆どです。
もしそこでヤブ治療家に当たれば治るものも治らないかもしれません。
あそこに行ったから治らなかったと言っても時すでに遅しです。
ですから怪我をする前から良い病院・治療院の情報収集はしておくべきです。
スポーツをする以上怪我をする確率は一般人より高いわけですから。
自分の体は自分で守る。
この危機管理意識を持つことが大切です。
自分は怪我には強いと思いこんでいた人も
怪我をしてから意識が変わるものです。
さて、実際にどうやって良い病院や治療院を探したら良いかをお話します。
まず、あなたが若い選手であれば大人であるベテラン選手やコーチの意見を聞きましょう。
経験豊富な選手やコーチであれば良い病院の一つや二つは知っているはずです。
ここで気を付けなければいけないのは、
ある選手が治ったからそこの病院であなたの怪我が治るとは限らないということです。
ですからできるだけ多くの人の意見を聞いてください。
同じチームであれば意見が偏りがちですから違う競技やチームの人の意見を聞くことが大事です。
試合や遠征先でそういう話を聞く癖をつけましょう。
どういう怪我の時
どこでどういう治療を受け
どういうリハビリをして
結果どうであったか。
あなたに危機管理意識があればすでにそういう癖はあるはずです。
こういった癖をつけていくと自然とあなたの頭の中に膨大なデータベースができてきます。
ある時あなたが膝の半月板損傷をしたとしましょう。
半月板損傷というキーワードであなたの頭の中で検索すると、
行くべき病院や治療院はおのずと出てきます。
良い病院ランキングなどは当てにせず、患者の生の声や評判の方が信頼性が高いと言えるでしょう。
アスリートとして成功を収めるには
たくさんの困難を乗り越える必要があります。
怪我に対するリスクマネージメントはその重要な一つです。
良い病院や治療院探しは怪我をする前でもできることです。
できることはやっておくべきです。
スポーツ医学革命の革命はあなたの意識革命から始まるのです。
どこの病院や治療院で治療を受けるかによってあなたの怪我の運命は80%決まると言っても過言ではないでしょう。
怪我をしてから良い病院を探すのは遅いかもしれません。
何故なら怪我をした直後というのは冷静な判断がなかなかできないからです。
どこでもいいから病院に連れてってくれ!
この痛みが取れるなら手術でも何でもしてください!
患者の心理状態とはこういうものです。
セカンドオピニオンを聞く余裕もないのが殆どです。
もしそこでヤブ治療家に当たれば治るものも治らないかもしれません。
あそこに行ったから治らなかったと言っても時すでに遅しです。
ですから怪我をする前から良い病院・治療院の情報収集はしておくべきです。
スポーツをする以上怪我をする確率は一般人より高いわけですから。
自分の体は自分で守る。
この危機管理意識を持つことが大切です。
自分は怪我には強いと思いこんでいた人も
怪我をしてから意識が変わるものです。
さて、実際にどうやって良い病院や治療院を探したら良いかをお話します。
まず、あなたが若い選手であれば大人であるベテラン選手やコーチの意見を聞きましょう。
経験豊富な選手やコーチであれば良い病院の一つや二つは知っているはずです。
ここで気を付けなければいけないのは、
ある選手が治ったからそこの病院であなたの怪我が治るとは限らないということです。
ですからできるだけ多くの人の意見を聞いてください。
同じチームであれば意見が偏りがちですから違う競技やチームの人の意見を聞くことが大事です。
試合や遠征先でそういう話を聞く癖をつけましょう。
どういう怪我の時
どこでどういう治療を受け
どういうリハビリをして
結果どうであったか。
あなたに危機管理意識があればすでにそういう癖はあるはずです。
こういった癖をつけていくと自然とあなたの頭の中に膨大なデータベースができてきます。
ある時あなたが膝の半月板損傷をしたとしましょう。
半月板損傷というキーワードであなたの頭の中で検索すると、
行くべき病院や治療院はおのずと出てきます。
良い病院ランキングなどは当てにせず、患者の生の声や評判の方が信頼性が高いと言えるでしょう。
アスリートとして成功を収めるには
たくさんの困難を乗り越える必要があります。
怪我に対するリスクマネージメントはその重要な一つです。
良い病院や治療院探しは怪我をする前でもできることです。
できることはやっておくべきです。
スポーツ医学革命の革命はあなたの意識革命から始まるのです。
その1 プロローグ
怪我からの復活~スポーツ医学革命 その1 プロローグ
スポーツ選手にとって怪我は宿命であり
怪我との付き合い方で選手生命が決まる。。。
果たしてそうであろうか?
骨折、靭帯断裂、半月板損傷、肉離れ。
どこまで治ってどこからは治らないのか?
手術すれば治るのか?
治るはずの怪我が治らないまま放置されている事のいかに多いことか。。。
医学に関しては素人であるアスリートは病院をたらい回しにされ
診察券が増えると共に希望は失望へと変わる。
もう治らないのか?
パフォーマンスを落としてまで競技を続けるか
引退するか。。。
責任は医者を始め治療家にあります。
そしてあなたにもあります。
悔いがないのなら辞めましょう。
でも悔いがある人に言いたいのは
諦めるのはまだまだ早いという事です。
医学は日進月歩で進歩しています。
他人の手を移植してそれが自分の手として動かせる時代です。
あなたは怪我を最大限に回復させる為の環境作りをしているだろうか?
環境作りとは
1 病院・治療院選び
2 トレーニング計画
3 生活スタイル
この3つが揃わないと怪我は最大限には治りません。
怪我に強い人弱い人はこの3つのマネージメント能力で決ります。
何をどう始めたらいいか分からない人も多いでしょう。
情報収集能力とその活用が重要なのはどの分野でも同じです。
あなたは怪我からの回復への第一歩をもう踏み出しています。
こうやって情報収集しているんですから。
次回からは怪我からの回復へ向けた3つの重要なポイントを具体的に説明していきます。
あなたの復活を願って。
スポーツ選手にとって怪我は宿命であり
怪我との付き合い方で選手生命が決まる。。。
果たしてそうであろうか?
骨折、靭帯断裂、半月板損傷、肉離れ。
どこまで治ってどこからは治らないのか?
手術すれば治るのか?
治るはずの怪我が治らないまま放置されている事のいかに多いことか。。。
医学に関しては素人であるアスリートは病院をたらい回しにされ
診察券が増えると共に希望は失望へと変わる。
もう治らないのか?
パフォーマンスを落としてまで競技を続けるか
引退するか。。。
責任は医者を始め治療家にあります。
そしてあなたにもあります。
悔いがないのなら辞めましょう。
でも悔いがある人に言いたいのは
諦めるのはまだまだ早いという事です。
医学は日進月歩で進歩しています。
他人の手を移植してそれが自分の手として動かせる時代です。
あなたは怪我を最大限に回復させる為の環境作りをしているだろうか?
環境作りとは
1 病院・治療院選び
2 トレーニング計画
3 生活スタイル
この3つが揃わないと怪我は最大限には治りません。
怪我に強い人弱い人はこの3つのマネージメント能力で決ります。
何をどう始めたらいいか分からない人も多いでしょう。
情報収集能力とその活用が重要なのはどの分野でも同じです。
あなたは怪我からの回復への第一歩をもう踏み出しています。
こうやって情報収集しているんですから。
次回からは怪我からの回復へ向けた3つの重要なポイントを具体的に説明していきます。
あなたの復活を願って。