タスク管理の仕組みと方法論
僕は海外で暮らしています。個人事業主だから、組織に縛られず自由なライフスタイルを送っています。ただ、自由だからこそ常に弱い自分と戦っていく必要があります。出典:http://matome.naver.jp/odai/2145779898604373501/2145798220507673303STUDY HACKERに大変興味深い記事がありました。“続ける” 方法は確実に存在する。TOEIC980点、米国の大学合格を勝ち取った「勉強を続ける仕組み」http://studyhacker.net/columns/doryoku-essentialismここでは筆者がTOEIC980点を取った経験も踏まえながら、あなたが努力をし続けられる方法を教えてくれます。今回はこれをヒントに自分の日々のタスク管理を見直し、1日という時間をいかに濃密に高いパフォーマンスで業務をこなすことができるかを考えていきます。日々、成長。毎日を惰性の中で過ごすほど平凡な生き方はありません。成功を望むならばそれなりの忍耐や情熱が必要な訳ですが、上手く仕組み化してそのレーンに自分自身を乗せることが出来れば、やる気や怠慢に振り回されず夢や目標へと一歩一歩着実に前進することが出来るはずです。■あなたはやることを1つに決めなければならないたいてい人は多くのタスクを抱えすぎであると言えます。やるべきことを決めること以上に「やらないこと」を決めることが重要な訳です。結局人間は2つ以上のことを100%のパフォーマンスを持って同時進行することは出来ないからです。では何故いろんなタスクを抱え、時に脳内でショートし疲労困憊になってしまい気が付けば日が暮れて自分は今日1日何をしていたのか...と絶望感に浸ってしまうのか。僕の場合1日の中で自分が扱う時間というのは、今やるべき仕事と、自分の知識や技術となる学びに大きく2分割されます。抽象度を上げて考えてみれば、どちらも大切であり自己成長に繋がるものであるということは明確です。しかしながら「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」という不安は必ずあるもの。それは何故かといえば、自己成長に繋がる学びというものが他者からの明確な評価を得られないからであると考えます。だから、他者の評価に直接的に結びつく必然的に優先度の高い目の前の仕事が時間の大半を占めてしまう訳です。しかし自分より高い位置にある物事を成就させるためには、今の自分の立ち位置から1段ずつステージを上げていく必要がある訳です。いつまでも同じレベルの思考やアイデアで勝負をしていても凡人レベルから抜け出すことは不可能です。日々、新しい学びや価値観に出会い、脳や細胞を成長させながら現状の仕事に昇華する。それを継続することでよりレベルの高い仕事に繋がっていくのです。1時間×10セットの機械的仕事術筆者曰く、毎日コンスタントに勉強をし続けるには、その日の感情や雰囲気に流されないような仕組み作りが重要だということです。とくにフリーランス、個人事業主の場合は自分のスケジュール感覚で自由に仕事ができる訳ですから、いかに自分を律し、あらゆる誘惑に打ち勝つことができるかが肝になってくるでしょう。よく「気持ちが乗らずなかなか続かない」という弱者の言葉を聞きます。この人に足りないものは"戦略思考"です。まず何らかの目標を掲げたのなれば、それを達成するために必要な項目を書き出す。そしてスケジュールに落とし込み、日々のやるべきことを決める。これが基本です。あとは毎日、機械的に作業に取り組む。これ以外に何もありません。1セット1時間という時間的な制約も高いパフォーマンスへと繋がります。個人事業主は平気で1日10時間以上仕事をすることでしょう。しかし、ただ漠然と1日を仕事をして過ごすのはあまり好ましくありません。機械的であるとはいえ、やはり常に人間は考えながら物事を進めるべきであり、そのプロセスの中に成功の秘訣があると考えます。筆者は最後にこう言っています。「継続は結局、方法論である。」「私が使っている続けられる仕組みは、昼寝(休憩)で勉強を持続させることを可能にし、タイムプレッシャー効果で仕事効率を上げ、自分がどんどん成長していくことを目に見えて実感できるようにし、やる気がさらに上がるサイクルを形成することでした。」フリーランスという仕事柄だからこそ、方法論として自分の仕事術を形成することで常に最高の状態で目の前の仕事に打ち込むことが出来るようになる訳です。クオリティーの高い仕事ができれば、積み上がった実績はより素晴らしい仕事を自分の元へ呼び込んでくれるに違いありません。