おとうちゃんとは
2人だけの会話が
たくさんありました
そのひとつ
あたしが
三途の川には
だれが向かいに来やはるかなぁ…と
おとうちゃんに聞いたら
何回、聞いても…
間一髪いれず
おとっつぁんよ
おさむ…ここや…ここやと
待ってらるわ
そのお迎えのおとっあんは
この方なんですよ
あたしのおじいさんとなりますね
腕の良い欄間の
職人さんだったらしいです
50才少しで…亡くなられています
息子のレースが心配で
毎日、氏神様へ
お参りにいかれていたそうですよ
その帰りに…
道で亡くなられたそうですよ
あたしは
会ったことはありませんが…
今日も、何度、何度も
父のことをお願いしました