Macが手に入ったら、次は開発用のツールを入手しましょう。

iPhone/iPadのアプリの開発用に「xcode」というツールが用意されているので、
App Storeからダウンロードしてインストールしてみましょう。

ちなみにお値段は無料です。

この「xcode」、プログラムを書くためのエディタや画面のデザインを作るツール、
Mac上でiPhoneやiPadのアプリを動作させるためのエミュレータなどがセットになっているので、
これだけでほとんどの工程をカバーしてしまいます。

あと必要なものと言えば、アイコンやアプリ内で使うための画像を作るためのツールぐらいでしょう。
(アプリの種類によっては画像を使わなくても大丈夫ですが、
アイコンの画像だけは用意しないといけません。)

有名どころではAdobeのPhotoshopやIllustratorがありますが、
そんな高いものは必要ありません。
無料のツールをいくつか試してみて、使いやすいと思ったものを選べば大丈夫です。

$松84の 主にiPhoneたまに色々

次回は、その他に必要なちょっと意外なモノのお話の予定です。
iPhone向けアプリ開発にMacが必要というのは前回お話しましたが、
かと言って今から新品を買うのは高い!中古で探そう!という人もいるかもしれません。

そんな人に一つ気をつけて欲しいことがあります。

何かというと、
あんまり古いMacだと開発ツールが動かない
ということです。

大雑把な見分け方からお話すると、
Macの中にあるCPUという部品がインテル社の製品じゃないものは確実にダメですので除外してください。

インテルのCPUが入っていれば殆ど大丈夫なんですが、
本当にごく一部、2006年ごろに出たモデルではダメなものがあります。
これらは開発ツール云々という前に、OSと呼ばれるMac全体を制御するためのソフトが
古いものしか動きません。

これはなかなか見分けるのが難しいので、お店の人にでも「OSの10.7以上は動きますか?
と聞けば大丈夫です。これが動かないものでは開発は出来ません。
(「iPhoneの開発できるやつですか?」と聞いちゃうのが一番早いかもしれません(^^;))

ちなみに、出来る事なら最新のOSが動かせる機種にしておくことをオススメします。
中途半端に古いものだと、すぐに買い替えが必要になってしまうこともあるので…。

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次回は開発ツールについてのお話の予定です。
「iPhone/iPadのアプリを作ってみたいけど全然わかんない!」

そんな人にアプリ開発の楽しさを伝えるため、
そして自分の知識を深めるために色々とまとめてみることにしました。

どこまで続くかわかりませんが、
かなりの初心者の人でも何とかなっちゃうくらいの内容で、
できるだけ長文にならないようにしていくつもりです。

というわけで、まずは
「そもそも何を揃えれば作れるの?」
というところから始めてみましょう。

えー、いきなり非常に言いにくいのですが、
「Macを持ってない人は買って下さい」
そう。アップル社から出てるパソコンのMacです。

これは冗談でも何でも無く、アプリを開発するためのソフトが
Macじゃないと動かないためなのです。

実は「Webを使ったアプリにしてしまう」等、Macを使わない方法もいくつかありますが、
それらは純粋なiPhone/iPadアプリとは言えないのでここでは採り上げないことにします。

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次回はこれからマックを買う人への注意なんかの予定です。