受任事件の整理
こんにちは。
今日は1日受任事件の整理を行っています。
毎日付けている業務日誌と、受任事件ファイルを照らし合わせ、それぞれの事件の方向性の再確認と、方針の確認を行っています。
普段毎日のように相談業務や訴訟への立会、書面の作成などに追われているため、今日はとりあえずそれらをおいて、ゆっくりと事件を見つめ直しています。
1ヶ月に一回くらいはこういう日が必要だと思います。
現段階で債務整理関係の確認が終了しこれから、通常の訴訟事件について行うために休憩をしています。
明日からは、また通常の業務に戻る予定です。
弁護士会計士たちの憂鬱
週刊エコノミストの弁護士会計士たちの憂鬱をよんでみました。
司法試験合格者が増え弁護士も競争時代に突入し、食べていけないそして就職できない弁護士が激増しているという弁護士業界ではよく言われている内容であり、特別新しいものはなかったという印象です。
どの業界でも少なからず競争というものは存在し、どの業界もお客様のニーズに答えた人が成功するのであるから、弁護士も依頼者のニーズにできる限り答えられるように努力していかなければならないのではないかと思います。
その意味で弁護士が増えることは依頼者のニーズにあった弁護士を選択できる弁護士増加はよいことのように思われます。
もっとも、弁護士には、「基本的人権の擁護と社会正義の実現」を使命とされ(弁護士法1条)、たとえ依頼者のニーズであっても、その使命に反することはできないとされているので、競争にはそぐわないとも考えられます。
この依頼者のニーズと弁護士の使命をうまく調和させるような制度改革が必要だと思います。