ジャスミン・ガール 茉莉花’s blog

  ジャスミン・ガール 茉莉花’s blog

   
   
    子どもの本を中心に本の話題と音楽・アートに関する話題。
    

何かのコインとは、一切関係ありません。
最初にお断りしておくと、わたしはドラッグ中毒になりたいという願望は一切なく、そのための薬剤を入手して摂取したことは一度もない。喫煙習慣もない。

軽微と言われるものも含めて、服用したことは一切ない。そして、ドラッグを含む気体を意図して、inhaleもしていない。

厳密に言うなれば、防ぐ術なく、breathe stale air(澱んだ空気を吸い込むこと)を強いられている毎日なのが実際である。

たとえば、「笑気ガス」と呼ばれる亜酸化窒素らしきもの。歯科治療で鎮痛効果の為に使用されるが、乱用されたり違法に使用される可能性があると言う。

誰かのネムネム傾向を強め、瞬時意識が飛んでしまいがちに仕向けられる。ガスを使用されるから、人知れずその排出が必要になる。その間に被る健康へのダメージについて、仕掛人たちの配慮は皆無である。

──他人の嫌がること、困ってしまうことを目立たず繰り返し、仕掛けられる。かつては、煩わせるとわかっていることを誰かに仕掛けたりしなかった。思いやりの輪(和)で成り立っていた日本は、一体どうなってしまったのだろう。──

※証拠から確証得るのが難しいため、ヨーロッパでは、薬物を利用した犯罪で有罪判決に至ることは稀であると言われる。






「Hitting The High Notes」は、キングス カレッジ ロンドンの精神医学、心理学、神経科学研究所の依存症研究者であるサリー・ マーロウ博士による、BBC ラジオ 3 のドキュメンタリー番組で、そのレビューの日本語訳を示していきます。

その番組では、ケンタッキー州レキシントンを訪れ、ビバップ時代のミュージシャンや現代の医学研究者と話をして、40 年代から 50 年代のアメリカのジャズ音楽界で蔓延したヘロインの流行について、詳しく語っています。

当時の音楽を賢明にチョイスしてBGMとしながら、リスナーは 1940 年代のハーレムにいるかのような気分になります。

爽快で想像力豊かな語り口は、この感動的な一つのストーリーを形作っている政治的、人種的、芸術的要素をすっきりと統合して伝えています。

薬物中毒の画期的研究所とされる「麻薬農場」の歴史についても、語られています。そこでは音楽が大きな役割を果たしていたことがわかります。

当時の研究者は、ジャズ自体が伝染病であり、人々を中毒に陥らせるいくつかの要素の一部であるのか、それともヘロインの流行は抑圧された少数派の生活様式を反映したに過ぎないのか、アンダーグラウンドの世界における唯一のはけ口が、切望されていたアートの革命をどれほど台無しにしたかを理解することを求められていました。

番組では、この時期に音楽界に奇跡的新風を巻き起こしたミュージシャンたちを鮮やかに、そして考えさせられる視点によって描いています。

また、覚醒剤乱用に対する心理療法という急成長している分野で研究者たちが行っていた同様の革新の二面性についても触れています。
ケンタッキー州レキシントン研究所の「ナルコ ファーム」で行われた研究は、麻薬中毒患者の人道的治療や作業療法、レクリエーション療法、音楽療法の分野で大きな進歩を遂げた一方で、患者に対する極めて非倫理的方法や処置も存在しました。

マーロウ博士のドキュメンタリーは、現代の薬物乱用治療の基本となる考え方の多様な側面を興味深く紹介しています。 

(※上記は、ロンドン大学学生でミュージシャンでもあるニール・ジェームズ・ホロハンの
British Psychological Society“the Psychologist”07 April 2017に掲載されたレビューより)




勤務間インターバル制度とは、終業時刻から翌日の始業時刻の間に一定の休業時間を設ける制度の事です。導入の目的は、長時間勤務が連続することによって労働者の健康が損なわれることを防ぐためです。

インターバルを設ける事で、プライベートの時間を確保することができる為、ワークライフバランスの確保にも繋がる。長時間労働が続くと心身ともに疲れて判断力も鈍るため、リフレッシュの為の時間的ゆとりは欠かせません。

勤務間インターバル制度の厚労省の目標数値は、9時間以上に設定されています。EUでは多くの企業が勤務間インターバル制度を導入しており、終業から次の始業までの間を最低でも連続して11時間以上の休息時間を設ける事が義務づけられています。

日本での勤務間インターバル制度の目標数値は9時間以上です。現在日本企業で導入している企業は、
「最低8時間以上努力義務として10時間」など企業によって設定時間の実態は異なっているようです。

※副業を持つ場合、親会社が承認していて利益の共有がある場合は、複数会社を連続して時間をカウントしつつ、最低8時間のインターバル確保を義務づけるように原則として規定すべきではないでしょうか。



ストレスチェックが小規模の会社にも義務づけられるようになった。知っておいた方がよいことを、わたしなりに纏めてみた。

①ストレスチェックシートは、項目数は3種類【23項目版】,【57項目版】,【80項目版】が存在する。仕事のストレス要因・心身のストレス要因・周囲のサポートについて労働者個人に尋ねることに主眼を置いている。

②具体的な質問項目内容と項目数は、事業所ごとに選択出来る。57項目版の「職業性ストレス簡易調査票」に即する企業が多いものの、80項目版も、職場風土の課題の把握の為に有効であること。

③80項目版は、職場に対するエンゲージメント・モチベーションの度合いやハラスメントの有無や職場環境の捉え方などを複合的に調査できる為、職場環境によるストレスの影響を具体的に捉え、改善策を見つけるきっかけになること。

④ストレスチェック80項目版では、57項目版に以下のような23項目が追加されている。

・感情面で負担になる仕事だ
・複数の人からお互いに矛盾したことを要求される
・自分の職務や責任が何であるか分かっている
・仕事で自分の長所をのばす機会がある
・自分の仕事に見合う給料やボーナスをもらっている
・私は上司からふさわしい評価を受けている
・職を失う恐れがある
・上司は、部下が能力を伸ばす機会を持てるように、取り計らってくれる
・上司は誠実な態度で対応してくれる
・努力して仕事をすれば、ほめてもらえる
・失敗しても挽回するチャンスがある職場だ
・経営層からの情報は信頼できる
職場や仕事で変化があるときには、従業員の意見が聞かれている
・一人ひとりの価値観を大事にしてくれる職場だ
・人事評価の結果について十分な説明がなされている
・職場では、〈正規、非正規、アルバイトなど〉いろいろな立場の人が職場の一員として尊重されている
・意欲を引き出したり、キャリアに役立つ教育が行われている
・仕事のことを考えているため自分の生活を充実させられない
・仕事でエネルギーをもらうことで、自分の生活がさらに充実している
・職場で自分がいじめにあっている(セクハラ、パワハラを含む)
・私たちの職場では、お互いに理解し認め合っている
・仕事をしていると、活力がみなぎるように感じる
・自分の仕事に誇りを感じる

※上記の「仕事について」「職場について」「会社や組織について」「仕事の状況や成果について」領域の項目──わたし自身がポジティブの☑️を出来る項目は、いま現在は3項目に激減してしまった。
末端のエンタメ業界は、それは自己管理の足りなさと片付けてしまう傾向があるようだ。目下は、過労死ラインと言っても過言でないだろう。