毎日がWaiWaiの名誉毀損・買春幇助・人種差別記事を掲載した問題で、ライブドアのPJ~、興味深い記事が出されている。


「批判記事をトピックスに載せるな!」と、毎日新聞が言論弾圧


「批判記事をトピックスに載せるな!」と、毎日新聞が言論弾圧(Web魚拓


~ポータルサイト「ライブドア」のニュース欄トピックス上に掲載される毎日新聞への批判記事について、毎日新聞側がこれまで複数回にわたり、ライブドアに対してトピックスへの掲載を中止するよう圧力をかけてきたことがこのほど、PJニュースの取材で明らかになった。独立したメディアの編集権を侵害するという、報道機関としてはあるまじき毎日新聞の言論弾圧体質が浮き彫りになった。
 毎日新聞の英語メディア「Mainichi Daily News」のコラム「WaiWai」が卑わいで低俗な内容の記事を継続的に掲載・配信していた問題が発覚した08年夏、PJニュースはインターネット関連のメディアには回答できない=毎日新聞英語版の検索エンジン拒否でや「ネットは悪」なのか、柳田邦男氏と毎日新聞の「変態記事」事件への見解といった取材記事やオピニオン記事をライブドアに配信した。ライブドアはこれらをニュース・トピックスに取り上げた。
 ライブドア元社員を含めた複数の関係者によると、これら記事について、毎日新聞デジタルメディア局担当者がライブドアのニュース担当者に対して、毎日新聞を批判する記事はトピックスから外すよう電話で伝えてきた。ある関係者によると「毎日新聞担当者は、何も知らないPJニュースの市民記者の記事をなぜトピックスに載せるんだ。うちはライブドア事件直後でも記事配信を継続してやったではないか」などと、圧力をかけてきたという。
 毎日新聞はこれ以前にもPJニュースの毎日新聞批判記事にもクレームを付けてきたという。さらに、ライブドアが毎日新聞を批判した一般ユーザーのブログ記事をトピックスに掲載してきた09年の年初には、「これまでにない強い圧力」(関係者)をかけてきたという。
 ライブドアは2006年1月に証券取引法違反事件、通称ライブドア事件を起こした。毎日新聞は事件以前からライブドアと記事の配信契約を結び、事件以降もその契約を継続した。
 ある元社員は当時を振り返り「さすがに口には出さないが、大事件を起こした問題企業にも記事を売ってやったという態度がひしひしと伝わってきた。その記事配信を継続していることを恩着せがましく言ってきた。その裏にはいつでも配信契約をやめてしまってもいいんだぞ、という傲慢(ごうまん)さも見え隠れした。記事を売ってやってんだから、毎日新聞の批判記事を載せるなど問答無用といった調子だった」と話した。
 また別の関係者らは、「市民記者のいい加減な記事などを平気で掲載するライブドア、というような見下した態度を取られることもあった」「市民記者への反感が毎日新聞の現場記者の中で渦巻いていると担当者に伝えてきた」などと証言した。
 この記事はPJニュースが独立して取材したもので、ライブドア側から指示命令されたものではない。
 取材拒否などのネットメディアや市民記者への偏見や、他のメディアの編集権を侵害するなど毎日新聞の体質は、「公器」を標榜(ひょうぼう)する報道言論機関として適格とは到底思えない。毎日新聞の存続そのものが問われそうだ。【了】
【編注】分かりづらい記述があったため、関係者などの表記について記事の一部を書き改めました。(2009年4月28日午後10時)~


今更ながらという感想はあるが、この事実を公表するだけ既存の大手メディアより、ライブドアPJニュースの方が、メディア腐敗に関する報道の点では既存メディアと比較にもならないほどまともだと感じる。


今現在、毎日のトップページにはWaiWai問題に関するリンクさえない状態で、すでに終わった話のような態度を取っているが、この新聞社は半世紀以上前の戦争の責任を今だ戦争当事者で無い世代にまで押し付ける論説を垂れ流している、それならば、未来永劫毎日新聞社が存在しうる限り、過去の反省の意味をこめてトップページは過去の報道問題のページが据えられてしかるべきだと感じる。


それにしても、記事配信を受けている(普通の企業で言えば得意先)に不祥事を起こした事をネタに恫喝し、言論弾圧を行う、このような言論弾圧の尖兵こそ、過去の大戦を導いた恥ずべき「存在すら許されない組織」との普段の論調を自らだけは特別だとの驕り高ぶりこそ、既存メディアの監視無き暴走ではないかと問いたい。


少なくとも、ライブドア側のほうが少しはマシだと感じさせるのは、自社の行った不祥事を終わった問題のように扱うことなく、このトピックを扱う際に「脛に傷有る身」だと説明した上での批判だという事だ。


映画「靖国」問題では、あれほど「表現の自由」を振りかざしたはずが、自身の批判は弾圧しようとする、このような組織はクズだとしか感じない、既存メディアは馴れ合いこの問題を過去の物にしようとも、いつまでも毎日が行った罪は語り継がれるべきだと感じる。