毎日WaiWaiの名誉毀損・人権侵害・買春幇助問題で、以前から言われていた「著作権」を無視した窃盗行為について、今さら発表された。


32社の記事を無断利用 毎日新聞英文サイト 謝罪記事掲載  


~毎日新聞社は27日付朝刊で、英文サイト「毎日デイリーニューズ」のコラム「WaiWai」(6月閉鎖)が、新聞社、出版社計32社の記事を無断で利用、翻訳していたことを明らかにし、「著作権に対する認識の不徹底を反省し、読者の皆さんにおわびする」との謝罪記事を掲載した。

 同社によると、コラムの一部は転載料を受け取って他社の出版物への転載を認めていたため、料金の返還手続きを進めているという。ウェブサイト以前の英字紙時代(平成元年10月~13年3月)にも著作権者の了解を得ない利用、翻訳があったとしている。

 コラムは新聞、雑誌記事を引用しながら性的な話題なども掲載し、低俗すぎるとの批判を受けて6月に閉鎖。毎日新聞社は7月、「記事がほとんどチェックなしで掲載された」とする検証記事を掲載した。~


記事の内容の問題があまりにも大きかったため、この部分には触れられていなかったが、今さらながらこのような話が出てくるのには違和感を感じる。以前出した検証記事では、著作権についての問題は触れられていなかった。と言う事は、内部調査というのが真面目に取り組んだとするなら、杜撰で調査能力が欠片も無く、報道機関を名乗るのもおこがましい低レベルな組織であるし、わざと隠蔽したと見ているが、そうであれば、報道機関ではなく詐欺師、窃盗犯・故売屋の三拍子揃った犯罪集団であると感じる。


毎日新聞社は著作権問題1つでも、責任者の処分の必要がある。認識不足だったとするのであれば、コンプライアンスの欠如から法務部と、記事を書いた記者、そして、編集者は「報道機関」として、他者を批判してきたのであれば、解雇ぐらいの処分をする必要がある。それが出来ないのであれば、組織的に著作権を無視した「盗品」を売り利益を得ることを「当然」とするような、犯罪予備軍だと言う事になる。


さらに以前も触れたが、毎日が他者の著作物を勝手に改変する、言論機関の人間が絶対にやってはならない、最低限のルールをも守らなかった問題には、今だまともな回答がない。参考リンク:日刊サイゾー  


そして、今回著作権を守らなかった事と、盗んだ記事で商売する厚顔無恥には触れているが、引用し公表した場合にも、責任を取らねば成らないのは毎日新聞社であることに触れていない。参考リンク:最高裁判例


ここまで来て、今だに責任逃れと、実際に取引関係に当たる方向にしか、謝罪を行わない姿勢だからこそ、この問題が終息したとも、毎日は反省したと見られないのではないかと感じる。

発表するなら、32社すべてを明かし、どのような記事を盗み、どのように作り変えたか、この点を公開した上でなければ、「隠蔽」と見るのが当然ではないかと感じる。


毎日は一切反省していないと感じるのは、毎日のトップページを見てもらえば解る、今日発表された記事についてトップページを見ただけでは気づかないようにしているからだ、無反省な毎日に他者を批判する資格は無いと感じる。