毎日WaiWaiの名誉毀損・買春幇助・人権侵害問題で、個人が訴訟を起していたのだが、その第1回公判が行われた。

毎日英文サイト問題に関する民事訴訟、神戸地裁で第1回口頭弁論  


~原告の男性は訴状において、毎日新聞社の行為について「かかる記事は日本人全員を侮辱するものであって、原告も日本人の一員として、被告に対し強い憤りを感じ、被告の行為によって強い精神的苦痛を受けた」として、慰謝料10万円を請求している。

 10日に行われた第1回口頭弁論には、40人弱の傍聴者が集まるなど関心を集めたが、被告の毎日新聞社側が出廷しなかったため、原告と裁判官の間で証拠に関する確認のみが行われた。裁判官は弁論の継続を指示し、次回の期日(10月3日)を確認して閉廷となった。

 閉廷後、原告の男性は今回の口頭弁論について、「証拠として提出していた記事の内容について、毎日新聞社側は証拠としての適格を欠くと主張していたが、これが完全には認められず、一部が証拠として採用されたことは良かった。また、弁論継続となり、即日結審は避けられた」とコメント。次回以降の裁判では、毎日新聞社側の責任者や記者に対しての証人尋問などを求めていきたいと語った~


マスゴミ側に自浄作用が無いからこそ、一個人が、訴えを起したという現実を恥じるメディアはいないのだろうか?この裁判を伝える記事は、INTERNETwatchのこの記事しか見つけていない、もちろん大手新聞メディアではまったく見当たらない。

何が自浄作用だ、これなら法的な規制が入ったほうがマシだ、との声があがる事が、どれ程危険な事か、言論機関が、国民の権利である「表現の自由」への規制を呼び込むきっかけにするつもりなのか、メディアがファシストを生むような真似をするつもりなのだろうか?

これこそ、常日頃「進歩的」などと欺瞞的な詐欺師メディアが、「過去の大戦の反省」を振りかざすが、自らが積極的に国民の自由を規制する足がかりを与えるのであれば、既存のメディアすべて、戦前・戦中のような言論弾圧を推進する、国民の敵と感じる。


訴訟自体の行方としては、原告の被害事実を争う事だけになりそうな気もするが、できれば毎日新聞社の問題にまで踏み込む内容になってもらえたらなと思う。