毎日WaiWaiの問題を受けて、毎日デイリーニューズをリニュアルと宣言していた、今だ、記事の訂正も行わないままで、それに際しての意見表明が異常すぎる。


「毎日デイリーニューズ」刷新 改めておわびと決意  


~ 毎日新聞社は9月1日、英文サイト「毎日デイリーニューズ」を刷新し、再出発しました。

 皆様からいただいた多くのご指摘、ご意見を踏まえ、ニュース、解説、評論に重点を置いてサイトの内容を整理し、毎日新聞の紙面に掲載された社説やコラム、識者による評論「時代の風」などを翻訳します。題字などデザインも一新しました。

 事実の裏付けのない不適切なコラムを国内外に発信してしまった反省から、編集体制を立て直し、記事や企画の選択などのチェック機能を強化します。元カナダ大使の沼田貞昭氏、東京経済大学客員教授のアンドリュー・ホルバート氏、フリーライターのスーザン・ミリントン氏によるアドバイザリーグループも発足させ、定期的に意見をうかがい、サイト上で紹介するとともに運営に生かします。

 日本のニュースを世界に発信する国際メディアとしての役割を果たすべく、全力を尽くします。

◇信頼回復を目指して
 毎日新聞社は1日、毎日デイリーニューズの編集体制を改め、再出発しました。出直しにあたり、1989年10月から英字紙に、01年4月からウェブサイト上に掲載していたコラム「WaiWai」について改めておわびします。

 今年6月21日(日本時間)、このコラムのコーナーを閉鎖し、過去のものにもアクセスできない措置を取りました。コラムを転載しているウェブサイトやブログなどへの削除要請も続けています。その理由は掲載したコラムの多くが著しく節度を欠き、国内外に発信するにはふさわしくない内容と判断したからです。

 「WaiWai」は、国内で出版されていた雑誌などを了解を得ずに利用していました。明らかに事実とは思えない情報を英訳、転載し、一部については不適切な加筆もしていました。日本および日本人や特定の国、職業などについて誤解を生じさせる情報を長期間にわたって流し続けました。

 報道機関としてあってはならない読者の信頼を裏切る行為であり、多くの方々にご迷惑をおかけしたことをあらためて、心よりおわびします。誠に申し訳ありませんでした。

 7月20日朝刊と毎日新聞のホームページ、毎日デイリーニューズにおわび、検証記事を掲載しましたが、その後も多くの方からご批判、お叱りをいただいています。みなさまからの声を重く受け止め、今後、こうした事態を二度と引き起こすことのないよう、全力を尽くします。~


今回は、MDNも同じ内容をトップページに置いているが、以前の記事削除の件では、一部の人間からの記者に対する個人攻撃から守るために削除したかと取れる文章を掲げていた、それが、日本のネットユーザーたちからの指摘を受け、毎日本誌のスポンサーにまで抗議が行くようになったら、英字版だけでも面子を立てる行為をしたことの説明も無く、訴訟を起すと宣言した「嘘」についても説明が無く、日本人からのチェックだけを怖がっているように見える。

そもそも、当初の説明と多き食い違う内容について、英字版では経緯説明すらなされていない。これでは、英字版の読者にも筋が通っていない。


何より、これですべて過去の問題のような振る舞いが目に付く、7月20日の検証記事が「虚偽」であった事は、ネット上で検証され、紙媒体時代からチェックどころか、日本人記者名での「日本の受験生を持つ母親が、勉強に集中させるために性処理」の記事が確認されているし、証拠の紙面まで突きつけられている。


この状態で、今だ過去の記事を隠蔽する事だけにしか向かない姿勢こそ許されないのだ、拡散した記事の削除を訴えていくのではなく、大元だった毎日デイリーニューズが、今後10年かけてトップページから、「当紙が報じた○○という記事は、虚偽の内容でした」と、すべての記事に注釈をつけて公開する必要がある。

隠蔽しても、すでに拡散したイメージに対する、名誉回復はなされない。


終わった事にし、責任を取らないのであれば、毎日に対するいかなる嘘・捏造での名誉毀損を容認しなければならないし、公的機関からの追放を含めた差別的扱いが必要だし、毎日新聞記者も同罪だ。