11日のエントリー で扱った内容の詳細が、J-CASTの記事になった。

既存メディアはまだ毎日問題の隠蔽に力を貸し、国民の知る権利よりお仲間のメディアを守る事を優先する、口だけのクズだらけだと批判されても構わないのだろうか?

毎日英字紙にも「変態ニュース」 11年前から多数の記事掲載


~玉木氏のコメントに代表されるように、検証記事はウェブ上の問題に焦点をあてている。

しかし、英字紙にもニュースサイトと同様に「低俗な」記事が数多く掲載されていた。例えば、1997年10月5日付英字紙では、「お母さんたちは墜ちていく、成績を上げるために!」と題された記事が掲載されており、この記事には「『受験生』バカ母SEX献身の実例」と日本語のタイトルも記載されているほか、日本人名の署名が入っている。内容は、成績を上げるために勉強前に息子の性処理をする母親がいるというもので、02年にニュースサイトで外国人記者の署名入りで配信された記事と同じものだ。~


長い記事なので、部分引用させてもらったが、是非リンク先で記事全文を読んでもらいたい。


つい最近起こった偽装問題での船場吉兆は、虚偽の報告をしたことを、テレビ・新聞の既存メディアによってしつこく報道されたが、やってることの規模からすれば、はるかに毎日の方が性質が悪い、そして、毎日は新聞社を名乗っており、調査する力が無いのであれば、報道機関としては即座に退場させねばならないレベルだし、意図的な隠蔽であったとするなら、それこそ悪質で、報道機関としては完全に失格だ。


どちらであったにせよ、毎日はもう越えてはいけない一線を越えてしまっていると感じるが、あれほど船場吉兆や赤福、白い恋人と食品問題では、偉そうに「食の安全」を旗印に一企業に対する徹底的な報道を行ったマスメディアが、この問題には口をつぐむことは許されない。


この問題に対して、既存の大手メディアは、完全にネットメディアに負けている、今後どれ程偉そうな事を記事にしようと、仲間内で庇いあう、マフィアと同等の歪んだカルテルと見られるだろう。


特に新聞メディアは紙媒体での配信というビジネスモデルは衰退し始めている、それならば、なおの事ネットとの距離感を大事にする必要があるはずだ。今、新聞社にいる若手記者に少しは期待したいのだが、この問題を取り上げ毎日を糾弾するよう動かなければ、将来紙媒体で今の体制の維持が困難になった頃に、職を失う事になりかねないという危機感をもつべきだ。

今さえ良ければ、逃げ切ればと考えているのは、現上層部世代の問題ではないのかと、近い将来退職する世代の利益確保に乗せられるようなら、今すぐ記者職など辞めるべきだと感じる。

近いところの圧力とも戦えない記者が、社会正義や公共の福祉に貢献できるとは到底思えない。