いぼ痔の存在に気付いたものの、ボラギノール片手に自分で治そうと決めた私。前回の記事で書いた親会社での報告会は無事に終わったものの、ミスばかりする仕事ができない無能上司の尻ぬぐいをさせられる日々でストレス過多に……

 

 今でこそ自分はADHDであると自覚できるようになったので、「色んな人がいていいんだ」と思えるようになりましたが、当時は「何でこんな当たり前のことができない?」「さっき言ったことをもう忘れている?」など無能上司のちょっとした言動や行動のすべてが私のストレスに直結していました。

 

 ボラギノールの購入頻度はサイクルがかなり早まり、塗り薬だけだったのを飲み薬のボラギノールまで服用し、別の飲み薬を試したり、痔の薬だけでかなりの出費をするようになっていました。

 

 しかし、薬の抑える力よりも圧倒的な成長を続けるいぼ痔。ある朝、普通にウォシュレットを使用したところ、肛門からみぞおちのあたりまで電気が走るような激痛を感じて、「痛っ!」と叫んでしまいました。いぼ痔が悪化したことは一目瞭然(見てないけど)。

 

 痔の知識がないせいで「ウォシュレットでいぼ痔が切れたのかな?あ、これがキレ痔か!」と間違った解釈をしたまま、相変わらず市販薬を飲んで治療した気になり、「まだ初期症状♪初期症状♪」安心して暮らしていました。

 

 痔の手術のお話し③へつづく。