更新放置してました←w

すみません.

マイペース者です(・ω・)


3/14,「時をかける少女」の舞台挨拶に行って来ました!


前から3列目(^ω^)

ひゃっほーいw←


仲さん,かわゆすww

なんであんなに可愛いんだろうか.

仲さん尊敬っす.


いや,やっぱり吉高姉貴には負けます.

すまそw←


これからも,吉高姉貴と仲良くやっていってほしいです(^ω^)←




すいません.

話を戻します



内容は,なめてました.

感動させて頂きました.←

友達とひっくひっくやりました.



「時をかける少女」

★★★☆☆


ですかね(^ω^)



やっぱ,仲さんの演技が光ってましたね!

特に,泣く演技が◎.

人を引き込むような泣き方をする子です.←w


これから,仲さんでてきますよ(・ω・)

きっと.



話も,ベタっちゃあベタなのかもしれないけど,

なんか感動してしまいました.←



是非,みなさん見てくださいね!

仲さん必見です!←

さて、春の朝だ。


眩しい眩しい春の朝だ。


それにしても何てまぶしさ。


春が冬を滅ぼしたんだ。

朝がすべての夜を滅ぼしたんだ。


冬の夜が全滅して、全部キラキラ輝きはじめたんだ!!

その時、草原で誰かがぶっ倒れた。


デビルくんだ。

朝陽で立ちくらみ、そこへたんぽぽみたいな少女が走ってきてデビルくんを覗き込んだ。

スカートの裾がデビルくんの鼻をつっ突いた。


くすぐったよ!

「おはよ」って少女が明るいあいさつ。

デビルくんは、くらくら目眩のするなかで、何か毒づいてやらなくちゃ、と必死で考えた。

でも頭が混乱して何も思いつかない。

「おやすみ!このバカ!」

こじつけみたい。


すかしっぺみたいだ。


そのぶん大声で言ってやった。


だって、デビルだもん。

少女の目はびっくりしてたんぽぽの冠毛のように風に飛び散った。

眩しく光る川ん中、スッテンコロリン、落ちちゃった。


川底が浅いので、尻もちまで。

はっきりいって水しぶきは、半端じゃなく眩しかった。


キラキラ、煌めいて、宝石みたいにしぶいたんだ。

少女が尻もちをついたあたりから、幾つものまあるい光の輪が、水面に美しく広がったよ。

びしょ濡れの金髪は、陽があたってシャンデリアみたいにキラキラ輝いていたよ。

一息いれて少女が「あなた誰?・・・」

デビルくんはすかさず---「俺、デビル!」

「どんな悪さするの?デビルくん!」

「たとえばだ」デビルくん深呼吸する。

「そうだな、今すぐオマエをバラバラにして喰っちゃうことだってできるし!!それに!」

「それに!」

口ごもるデビルくん。


目をつむり溜息。

デビルくんは、もう本当にくたくただった。


デビルくんである事にくたくただった。

まるで錆びついたアコーディオンの音も出ない鍵盤みたいにさ。

「何だってやれるさ!ちくしょう!」


(でもとりあえず悪態をつくんだ。だってデビルだものね)

「デビルくん!」

「何だよ!」

「デビルくんも大変なのね」

「そうなんだ!大変なんだ!もうつらいんだ!やめたいよ!何もかも!!何も、かも、だ!!」

デビルくんの目から冷たい水が滴った。


それはデビルくんの顔をつたって、息づく緑の中に落ちてった。

「どうしたの?デビルくん?どうして?」

どうして?---デビルくんは、言葉につまった。


デビルくんは昨日の夜中考えてた。

今朝、もし誰かにデビルくんがデビルくんであり続けるのがもう無理だと告白さえできたなら、

金輪際デビルくんである事から抜けだせるに違いない、と思っていたのに!

どうして?ねえ、春が冬を滅ぼしたみたいに、真っ白な朝陽が夜を滅ぼしたみたいに、

ねえ、デビルくんはデビルくんを滅ぼしてくれる誰かを探し求めていたのに、どうして?どうしてと君はたずねるの?

どうして?どうして冬がおわり春がくるの?


どうして夜がおわり朝がくるの?

どうしてって、そんな事、ぼくにはわかんないよ。

だって夜がくたくただからでしょ?


冬だってもう、雪を降らせて車道をうめたり、みんなを滑って転がす事にくたくただったんだ。

夜勤勤めの夜警さんは、制服を脱げば帰る事ができるけれど、くたくたの夜は、朝に滅ぼされるしかないんだ。

春にどうして滅ぼしたの?と聞いたら、冬はどうするだろう?


夜はどうするのだろう?


朝に対して!

デビルくんは腹を決め、エイッと立ち上がった。


走って河に飛び込んだ。


少女に飛びかかったんだ。

その途端、少女の口は耳まで裂けた


唇から真っ赤な歯ぐきと、刃みたいな前歯が光って並んだ。

凄い顔つきで少女はデビルくんのアタマを食いちぎった。


水しぶきはバラ色になった。

もがき続けるデビルくんを押さえこんで、少女はきれいな桃色のシャンデリアみたいに輝いていた。

世界中がしずかに微笑んでいた。

やがてデビルくんだったものは 、河をバラ色に染めて、美しく輝きながら下流へと流れおちた。

少女は頬っぺを真っ赤にして高笑いしていたよ。


2003年5月
園子温.com 「ショートストーリー」より



園子温監督のグルっぽを,
立ち上げました.
立ち上げてしまいました!w←

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