こんにちは。
非常にご無沙汰なブログ更新です。
知っている方はいらっしゃると思いますが、釣具屋勤務でした。
が、1年ほど前に退職しました。
なぜか?答えは簡単です。
”業界の衰退” を身をもって感じたからです。
オワコン化の原因を分析してみました。
●釣り人口の減少
とくに若年層の釣り離れが激しいとか。少子高齢化や人口減少の影響は今後も受けると思います。
●マナー問題と釣り場の減少
コロナ渦で一時期は流行りましたが、その後はマナー違反が増え、釣り禁になる場所も増えました。
とくにバス釣りはかなり難しい釣りになってしまったと感じています。
●経済的な理由
物価高の影響は釣りにも出てきてますね。
釣り具を買うだけではなく、遊漁料、交通費等々、釣行にいくだけでも結構なお金がかかります。
●趣味の多様化
例をあげずとも多様化が進んでいるのは明白ですよね。
”釣り”というジャンルの中で、大きな市場を占めていたバス釣り。
ここの衰退は顕著じゃないでしょうか。
釣り場の減少もありますが、釣れにくくなったことも影響していると思います。
有名メーカーでさえ、バス用品の長期在庫を抱えていたようです。
今はどのメーカーもソルトジャンルに力いれてますよね。
まぁ、特定外来生物に指定された時点で明るい未来はなかったですよね。
バスブームの時に釣り場の整備をして、アメリカみたいにライセンス化してたら違う未来だったかも。
現在ソルトをやられている方も出身はバス釣り、という方は多いのではないでしょうか?
私もバス釣り出身で、そこからシーバスやったり、ジギングやったり。
釣りの入り口になるお手軽なものがバスだったように思います。
そういう入り口を広げることが今後の衰退を止める糸口になるのは確かです。
業界の衰退は、喜べたことではないですが、現在も続けている人にとっては逆に釣りがしやすくなった?
という意見も見られます。
それでええんか...?
趣味としての釣りが無くなるということはないでしょうし、
どこかで再燃する可能性はあると思うので、今後も業界の動向は追ってみようと思います。






