最近大学の先輩で元マッキンゼーの方とランチをしてきました。


お題はジョージ・ルーカスみたいな日本人ができるにはどうしたらいいか?という結構とてつもないテーマについて話しを聞きました。


映画の監督として成功しただけではなく、発明家として、経営者としても成功している人物であり、日本人にここまで多才な人が生まれてくるにはどうしたらいいか、考えるの生み出して行きたいとのこと。


話をしていて、自分は着眼点や面白いアイデアを見つけるのがうまいから、編集する力、まとめる力をもっと伸ばした方がよいとアドバイスをもらいました。


そういや、しゃべるのはよくてもしょっちゅう文章で表現したり、書いて説明したりするのはつっこまれます。


以前にもブログで書いたとおり、好奇心はあるものの、しったか(ぶり)で終ってしまうという悪癖をつかれた気がしてちょっとどっきりしました・・・。


マッキンゼー時代の仕事の内容等も聞けて、ためになりました。基本会社内の士気をあげることと、リスクヘッジがコンサルの主たる目的みたいですが、これからは広告代理店と境がなくなってくるとの意見は興味深かったです。コンサルは現状の調査・分析と問題の発見、その解決の提案。かたや、広告代理店は、広告主の意向を効果的にマーケットに伝えていく仕事。付加価値のつけ方が異なる気もしますが、目的(ヴィジョン)の実現という大枠のくくりでは、相乗効果もでてきそうです。抽象的になっていましますが。。


マッキンゼーには良質なインプットがアウトプットを作るということで、徹底的に仕事を任せ自分で考えさせるそうです。また、経済的な報酬を第一の目的とはせずに、徹底的にクライアントの問題発見と解決をすることにフォーカスする。また、言い訳をしない文化や徹底的に社員の成長を助ける文化があるというのも聞いていました。但し、仕事は誰に聞いても地獄と評価されるほど仕事づけになるそうですが・・・。


そのような中で育ったコンサルタントの人は、実利を追求するプレイヤーや事業家より、「人のため」にフォーカスしている部分が強く、理想追求型のビジネスになるのかなと思いました。言い方変えれば、妥協を許さず論理的に拘るからこそ付加価値がでるのかなと。


先輩や他のコンサルタントの方と自社の社長や他社の社長と比べてみて、企業参謀タイプと企業家タイプとは全然別の能力が必要となってくるのだと感じました。


とことん考える事に拘れるコンサルタントも魅力的ですが、自分で実際に物事を動かしていくプレイヤーも面白いですし、一概にどっちがいいかはそれぞれの価値観によってことなるのかなぁと。


まあ、課題として物事をわかり易く要点を整理して、効果的に相手に伝える方法をもっと学んでいこうと思います。