今日は大学の友人二人と日本橋で飲みました。


一人は新入社員一年目でどん底だったが、二年目で社長からシンガポールの支店作りに抜擢されて出向いた奴と、


もう一人は某日本証券会社の金融法人部門で賞を何度も取っているが、最近は仕事がつまらずぷらぷらしているみたい。その結果実質稼動時間が2時間という時給単価の高い男。弁護士をも超えているらしい。


シンガポールは日本の証券市場が鎖国的なのに対して開かれた市場を作っているなんて数年前に何かで読んだから実態を聞いてみたら、実際はそうでもないみたい。


証券市場への上場審査も厳しく、日本とシンガポール両方の弁護士や会計士等のチェックを受けねばならないので単純にコストが割高になるらしい。日本の会計基準も国際会計基準と比べればかなり遅れていることもあって、日本企業がシンガポールに上場するハードルは意外と高いらしい。


また、証券市場への上場した企業の不祥事に対する責任をシンガポール等一部の海外の市場では、主幹事の証券会社に負わせ、上場審査の一部も現地パートナーと組みながら証券会社が行うので、一部の大企業にしか門戸を開かない市場もあったみたい。そのせいで、そういった市場は、証券会社がリスクを避け上場会社が全然でないなんてこともあったみたい。


世界の中での日本の位置づけなんて話は、興味はあるけれども、情報源は極端に少ないので面白かった。


また、実際海外のビジネスマンと英語で会話できる日本人は極端に少ないみたい。
英語スキルは必須だなぁと改めて感じた。又、特にこれからは中国をお客様としてみていかなければならない時代になるから、中国語も必須となるみたい。


中国やロシア、ベトナムそのほかのブラジル、インド等でファンド組成していけば面白いと思うのだけれども法律や税制文化等の違いからやっぱり手探り状態で難しいらしい。


どこの国もまずは不動産にお金が流れるのは一緒みたいだけど。


日本の証券市場の海外からの流入額は全体のパイの6~7割を占めており、実質日本人の株主よりも海外の株主の方が多い。三井不動産だってすでに外資系企業だし、日本の株価は割安感がありすぎて実際解体して資産を売り飛ばせば儲けられるなんて話も聞く。まあ、実際は法律の問題があってそんな簡単にはいかないのだろうけど。


推測と経験と聞いた話と興味の向いている話とがこんがらがって混沌としていた話を永遠と数時間していたけれども、でも考えて学んで経験していくのはやはり凄く面白いものだなぁと思いました。


馬鹿話も相当したしね。


久しぶりに会ってお互いの進捗を話し合うのはいい刺激になるし、面白かった。


また、飲みたいものですな。