最近、社長が言い出した自社株制度。
組織変更に伴い社員に持ち株をしてもらおうというつもりみたい。
どう考えてもリクルートの江副さんの影響だろうけど。
そうはいっても、ちょっと興味があるので通常考えうる自社株のメリット・デメリットってどんなものか考えてみると・・・。
メリットは
1)未上場
の会社なら上場
時に保有していれば莫大な利益になる
2)プレミアが積み立てに対して付く(5%前後が多い)
3)口座管理
料が会社持ち
4)本当に成長すると信じきれるなら値上がり益が期待できる
※一般的に多いというだけですべての持株会に適用されるわけではない
デメリットは
1)会社がこけると同時に積み立て分もこけるというリスクの増加
(投資額の割合を考えることが必要です。)
2)売り時が難しい(インサイダーの問題もあり売りたくても退職時
でないと売れないことが多い。退職時に活用する資金としての活用
リスクのある退職金ということらしいけど、実際退職金や年金を自分でリスク管理して変動で積み立てる方法もあると聞くからそれと似たようなものと考えればいいのかな。
うちはあくまでフィービジネスに特化しているので、上場はまずもってありえない。
長期的な信用をベースにして長く付き合っていかないと、会社が持たないからです。
短期的な利益を追求すると、そのしわ寄せはお客様にいくことが多く、今のところ資金調達も間接金融でまかなえているので選択肢としてはなさそうです。
つまり、流動性からみるとかなり微妙。また過度の値上がりについては期待薄。
ただ長期的には伸びていくでしょうから、少しもっておくのもひとつかなぁと。
今回の件を期に色々とこれにともなって調べてみるのは面白そうです。