今日は、普段からの仕事の反省も兼ねて、効果的に相手に動いてもらうために意識しなければならない事を書いてみます。
最近感じている事は、自分の言いたい事をどれだけシンプルにまとめられるか、
「意見の結晶化」が重要なのかなと。
社内でならば何か相談したり、議論する前にできるだけ簡潔に自分の言いたい事をまとめる事だったり、社外でクライアントの方にお話する事や、テナントの方と会う前にポイントを整理する等準備をする事だったりです。
最近、上司に何をいいたいか分からないと突っ込まれました。
それは私が状況説明から報告し、相手の理解を期待して、ただ一方的にしゃべっていたからです。
先に考えをまとめて、何が一番伝えたい事なのか、考える様にしないと忙しい時等は相手を不機嫌にさせてしまう事もあり、
注意が必要です。
とはいえ、実際はかなり難しいです・・・・。
色々といっぱいいっぱいで整理しきれなくなると、あれもこれも伝えねばと不安に駆られるからです。
最近習った方法で、よく「エレベータートーク」といい、EVの中にいる間に言いたい事を整理して相手に伝える訓練をする用に、本当に言いたい事を5~7に過剰書きにして、「ブレッド・ポイント」を作る事をやって見ようかなと思います。
また、場面によっては、かな~~~~り高度になりますが、相手の行動を促すようにするためには、行動=論理×感情という考え方をもたねば人は動いてくれないと言う事も心に留めて置きたいと思います。
それは、相手が頭では理解できても、感情がそれを許さなかったり、やり込められた方は頭に来て動いてくれなくなる可能性もあるからです。
なので、ベストを尽くして準備用意して上で、それが100%正しいのではなく、何かを決断する上での8割分だと割り切り、後の2割は相手との話合いの中で作り上げる様に心がけて、最終的に相手の印象が「相手の意見が尊重されて話がまとまった」と思ってもらう様に話すとか、自分の意見(仮説等)を述べた上で相手の意見を引き出す事に注力する事なのが大事といえるのかなと。
利害関係が対立している等、緊張した話し合いの中では、下手をすれば、言い合いになってしまって、本音が分からず物事が決まらない事の方がむしろ多いのだと思います。
そこで、相手の気にしている所をヒアリングできケアしてあげた上で、十分な説明をし、賛同を得る様にできれば最高です。
たらたら書きましたが、「相手の事を考えるというのが、コミュニケーションの本質」といった社長の考え方はこういう事なのかなと思いました。
特に現場主体の動きをする場合、「感情」はやっかいです。
私は基本、性善説に近い考え方をしていますので、「なんでそこで怒るのかな」という事が無いように気をつけて対処したいと思います。
余談ですが、今の私の教育担当の方は、現場での場数が多くとても真面目な方ですので、私よりも遥かに気の使い方がうまく仕事ができます。
学ぶ所は多いのですが、突っ込みも結構されています・・・・・
まだまだまだまだ精進あるのみです・・・・・・・