しばらく引越し等でどたばたしていて、ブログ更新が遅れてしまいました
さて30、31日と新木場の研修センターで、新入社員の研修を受けてきました。
初日の内容は自分の理想としているビジネスパーソン像を描いて、それを新入社員の間で共有し、実際チームでゲーム形式で得点を競うなどして、そこでとった自分の行動をチームのメンバーと振り返ってみる事で、お互いをよく知り、何が自分の強みで、何が自分の弱みなのか考えさせる研修と飲みの席でのマナー研修でした。
二日目は、社会人で実際に活躍している先輩から、自身の経験も踏まえて、どういった点に気を配ってほしいか、実際に自分が仕事を通じて感じたこと、思ったことを語ってもらいました。その後新入社員全員を紹介するパンフレットを全員で作成。内容は漢字一文字で”将来自分がどんな社会人になりたい?”といった事を表現していれて、社会人としての自分の自己紹介も兼ねた決意表明みたいな文章を書いて作りました。そして最後に社長からのメッセージとこちらから社長に対して改めて決意表明。
一日目の内容は内定した同期の人がどういう人間なのか知ることができ、それぞれ目標を知れて良かったかなと思いました。ゲーム自体もレゴのブロックを使って建物を作るというものですが、条件がいろいろ設定されていて、スタート時点での条件もチーム毎に違い、さらに時間が経つにつれて条件も変わっていき、交渉力と周りを見て情報をとって勝つために動く事の大切さを学びました。
後はマネジメントする人が意識する後輩の育て方を聞きました。単語で最終的に自信をつけさせる為に意識することとして、信頼→模倣→ひらめき(気づき)→自発→認知→効力感→自信。一例ではあるけど、なるほどと思いました。先輩が意識しているなら知っておいて損はないですよね。
二日目の内容はやはり精神論的な所が大きかったと思います。先輩のお話の中で”心得”として以下の四点があげられていました。
・独りよがりにならない
・感謝の気持ちを忘れない
・人の所為にしない
・常に上を見て歩く
実際働く仕事場での経験からのアドバイスなので、改めて聞くとまた深く納得できた気がします。
また、研修のコンサルタントの方から成長を加速するための3つの点として以下のことを実際先輩のお話を踏まえて教えてもらいました。
1)視点が高い
2)会社のルールではなく社会、世の中のルール(倫理)
3)Vision&Story
この点を意識して五感を研ぎ澄ませていく事が大切だと。
後他責NGというキーワードは、ワークスアプリケーションズの安部さん、牧野さんが書いたクリティカルワーカーの仕事力といった本で聞いたけれど、これに関して、強烈な印象を与えてくれる詩を紹介してもらった。
読んでいて少し涙目になってしまった。何故かは自分でも良くわからない。
感受性が強いからかな?
自分の感受性くらい 茨木 のり子
ぱさぱさにかわいていく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
何もかもへたくそだったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
誰もが胸に響くことのある名作だと思う。
最後は社長からのメッセージ。
当初はまだ規模が小さい会社だから研修なんてしなくてもPTOでいいかなと思っていたこと。
実際やってみて研修生の反応見てやってよかったと思っていること。
新入生は即戦力だと思って扱うのが愛情だと思っている。
まだ小さい会社だからできることは多いし、会社のサービスがワンストップで、専門家も多いので大いに仕事を通じて学んでください。といった事でした。
その後は新入社員のメンバーでのみ。
みんな研修の意味も理解していて和気藹々と楽しく飲むことができた。
とりあえず、3日からの仕事をがんばらねば